著 者:さだまさし
タイトル:笑って、泣いて、考えて
初 版:2016-11-14
出版社:小学館
刷発行:2016-11-14
掲題の本は表紙に聴講生さだまさしとあり、長年に亘り親交のあったさだまさしが永六輔にインタビューして著した実話集だ。筆者はトークの達人としても有名だが、もっぱら聞き役に徹して、永六輔の本音を上手に聞き出し、それがマシンガンのように語られている。徹頭徹尾、面白はなしの連続に笑いがとまらなかった。タイトルの笑ってはともかく、泣く場面はほとんどなく、読み終わって、永六輔なる人物の偉大さがしみじみと蘇ってきて、ちょっぴり考えさせられる本だった。昨年、7月に亡くなったが、テレビ界の黎明期に草分けとしてリードしラジオに転向してからもメディアを牽引し先頭に立って邁進した力は絶大で、羨ましい限りの人生、正に大往生だ!
 ID【No. 140 】scroll 
カテゴリー:ドキュメンタリー
ブログ登録日:2017-03-31


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