著 者:きむらけん
タイトル:特攻隊と〈松本〉褶曲山脈
初 版:2013-07-31
出版社:彩流社
刷発行:2013-07-31
攻隊関連の本、2冊を連続して読んだ。今年に入ってこのテーマの本を合計6冊、読んだことになる。特攻隊員の残した手記やフィクション小説、そして今回の「きむらけん」の本は今日にして追跡調査したルポルタージュであった。特攻隊員と彼らを取り巻く人々との交流を記録簿的に整理したもので、迫力には欠けるが戦時下での人々の声が聞こえてくるような臨場感を覚えた。 今年読んだこの6冊をもって、特攻隊関連の本からは当面、離れるつもりだ。戦後、70年近くが過ぎようとしている。生き残った特攻隊員もやがては全て消え去り、今が最後の節目だとも言われているが、特攻隊の壮絶な記録は今後も永遠に語り継がれていくには違いない。
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カテゴリー:ルポルタージュ
ブログ登録日:2013-10-26


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