一昨日、あづみ野コンサート・ホールを介して知り合った音楽マニアの方にお越しいただき、我が家で音楽談義をしました。双方のCDを聴きながら、音楽、とりわけクラシックの自宅やホールでの楽しみ方、CDソフトの演奏家や録音の良し悪しなどで話が盛り上がりました。音響メーカーでのご経験もおありとのこともあって、私はどちらかと言うと一方的に聞き役となりました。夜間でしたが音量を上げてじっくりと聴き込み、すっかり時間の経つのを忘れてしまいました。
そこでこの際、我が家のオーディオをご紹介しておこうと思います。まず構成ですが、
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SACDプレーヤー : Esoteric K-01
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ラインケーブル(SACDプレーヤー⇒プリアンプ)
XRL : 三菱電線 BL1-XLM07M -
プリアンプ : Octave HP300Mk II(真空管ハイブリッド)
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ラインケーブル(プリアンプ⇒パワーアンプ)RCA : Nuforce IC-700R-1
- パワーアンプ : Octave RE290(真空管ハイブリッド、別置きBlack Box/S 付)
- スピーカー : Magico V2(スピーカーケーブル:LINN製、販売店提供)
- ブルーレイディスクプレーヤー : 東芝DB-R1
- 音声ケーブル(テレビ⇒SACDプレーヤー) : 光デジタルケーブル
この機材は安曇野移住計画の一環として数年がかりで機種を選定し、引越しに合わせて新調しました。それまでは5.1チャンネルのAVサラウンド音楽を楽しんでいましたが、アンプで如何ようにもコントロールし作ってしまう音質や音場は本物ではない、と常日頃から思っていました。コンセプトはできるだけ生に近い音楽が聴けるシステムにすることを念頭に自宅新築時には音響空間を大にし、部屋の天上、床、壁の構成も工夫しました。機種選定では、まずはスピーカー選びを第1歩に海外メーカー品の試聴会にアシゲよく通って決めました。最後はB&W 800Diamondにしようか迷いましたが、密閉型のクリアな低音と軽やかな上質な鳴りっぷりが気に入ってこの米国製スピーカーにしました。アンプは真空管を第1に考えていたわけではなく、このスピーカーと相性がよくドライブ(駆動)力があるドイツ製Octaveを選びました。CDプレーヤーは情報量が圧倒的に多く、音楽を聴かせてくれる感のあるEsoteric K-01 (国産)にしました。このセットを自宅で聴いてみて、生の臨場感までは望めませんが、機械的な音ではなく、より音楽に近づいた音が出るようになったと思っています。今後は、オーディオマニアのようにいろいろと機種を変えてみたり、都度グレードアップするような気はさらさらになく、壊れない限りこのシステムのみで音楽を楽しんでいこうと思っています。