安曇野クリスマス・コンサート

20131220本日、安曇野中央図書館の脇にあるホール「みらい」で開催された掲題のコンサートに行きました。お昼時、降りしきる雪の中を自転車で出向いたところ、図書館は臨時休業でひっそりとし、会場には観客が10名程度とさみしいコンサートでした。声楽曲のリサイタルでクリスマス曲と日本の唱歌がしっとりと唱われ、年の瀬の慌ただしさとは正反対のおごそかな聖夜のような雰囲気でした。音楽を志すバリトン声楽家の企画コンサートで、何分、恵まれない境遇の中でけなげに打ち込んでいる様が唱いぶりにも現れて、とても心に浸みるしっとりとした音楽会でした。オペラのような声量ある歌声とは異なり、細い線の中で魂に直接に語りかけるような歌唱でした。演奏後には、後援者から「成長過程には心を痛めて安曇野で2年間、周囲のバックアップで静養した」との紹介がありました。またの機会があれば、応援したいと思っています。

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