モーツァルト「レクイエム」あれこれ

20140117数日間は真冬日が続き、今日は幾分気温が上がったものの日中の最高気温は3℃でした。ただでさえ寒いのに、ここ数日はカミさんも不在で、寒さが身にしみています。とは言え独り身の気軽さ、家では音楽三昧です。一向に上達しないピアノをポロポロと弾き、飽きるとCDを手当たり次第に聴いています。今日は半日、題記のモツレクを堪能しました。手持ちのCDは写真に示す4枚で、どれも甲乙付けがたい演奏です。写真で上の2枚は、名盤の誉れ「ベーム&ウィーン・フィル」と朗々と長さで勝負の「チェルビダッケ&ミュンヘン・フィル」で、正統派の昔ながらのモツレクです。下の2枚は近年録音された合唱が前面に出ているCDで、左下が「オットー&マインツ・バッハ合唱団」、右下は「クルレンツィス&ムジカエテルナ」。左下は通常のジェスマイヤー版ではないレヴィン版のモツレクで、メタリックな現代的な響きの中にもそのハーモニーにシビれます。右下は更にユニークな演奏で、ど田舎で繰り広げられる劇場のオペラを見るような雰囲気で、暗いレクイエムがぱっと明るくなったような印象です。レクイエムも様々で、モーツァルトもさぞビックリでしょうね。まあ、戸外の寒さを尻目に、家で音楽に浸るのは最高です。

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