題記のミステリー作家は私とほぼ同世代の人だが、一昨年に惜しまれながら病没した。彼の最新作の数冊を図書館から借りて、年末年始に読んだ。タイトル「女王」は邪馬台国の卑弥呼に由来するが、突飛な構成やトリックで時空を超えて物語が進展し、訳のわからないうちに作者の術中にはまって陶酔の境地で読まされてしまう。ミステリーながら、謎を解いたり犯人を追ったりするスタイルではなく、果たして何が事実で何が虚構なのか、暗中模索に終始した本だった。筆力の凄さばかりが目立つ作品だ。
Monthly photo – 2025.3
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