唱歌「ふるさと」

20150301昨日のNHKラジオで題記を特集した番組が長野県のみで再放送されました。この曲が誕生して昨年で100年となり、これを記念した番組が年末の12月28日に全国放送されたようです。これを聞き逃したので今度こそは、と一昨日のブログで記したラジオ番組の自動録音をこの放送に合わせてセッティングしました。昨日、スキーから帰って早速、録音ファイルを再生したところビックリ!お目当ての番組ではなく、インターネットからの録音は全国放送の番組が収録されていてガッカリ、こんなはずでは...。本来はパソコンのIPアドレスから居住地を割り出し、その地域の放送番組のみ(長野ではSBCラジオは聞けても、TBSラジオは聞けないなど)が有効なはずで、おそらくNHK放送のアプリ「らじるらじる」ではお目立ての番組がインターネット上でも聞けたのでしょう。それができなかったのは、自動録音アプリが今回のような特殊なローカル放送まで対応していなかったものと思われます。とんだ失敗劇でした。

それはさて置き、唱歌「ふるさと」には思い入れがあります。その昔、ある企画でCDのプレス版を製作配布しましたが、BGMの一部にこの「ふるさと」の曲を掲載することにしました。企画メンバーだった私は著作権法上の問題を担当しました。この曲は誕生から50年以上経過したので、作詞・作曲の著作権料は法的には時効の無償扱いになるのですが、念のため関係先の日本音楽著作権協会(JASRAC)に問い合わせました。先方より、50年以上経ってもご家族がはっきりしている以上は了解が必要だということで、連絡先を教えていただきました。作詞の高野辰之さんご家族からは即了解が得られ、作曲の岡野貞一さんご家族からはCD内容の事前チェックをしたいとの回答でした。誰でも口ずさむ愛唱歌ですが、一般公開となると厳しいものだ、と当時は感じ入りました。

カテゴリー: 音楽 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。