昨年のミステリーランキングで話題をさらった掲題の本を読んだ。6作からなる短編集で、1作づつストーリががらりと異なる変化が心地よく、一気読みした。時代設定がみな昭和でちょっと古く暗いイメージの作風だが、横溝正史などとは違った若い作家の書きぶりだ。本格ミステリーの醍醐味である謎解きは少なく、人の心理をあぶり出しして綴る人情話のような気がした。一番面白かったのは「関守」と言う作で、ミステリーと言うよりか、稲川淳二的スリラーの様相だった。
Monthly photo – 2024.11
アーカイブ
カテゴリー
-
最近の投稿
最近のコメント
- myCalendar2025、完成 に 安曇野の風 より
- myCalendar2025、完成 に 三浦の暇人 より
- 長芋の季節? に 安曇野の風 より
- 長芋の季節? に 小宮山務 より
- 底冷えの1日 に 安曇野の風 より
- 底冷えの1日 に 小宮山務 より
- ぶらり図書館へ に 安曇野の風 より
- ぶらり図書館へ に 小宮山務 より
- 岩岳登山、写真集 に 安曇野の風 より
- 岩岳登山、写真集 に 小宮山 務 より
メタ情報