国営アルプスあづみの公園【大町・松川地区】

春の音楽祭でよく行く公園は穂高・堀金地区にあって、もう1カ所の大町・松川地区には、本日、初めて行きました。この国営公園は前者がお花畑の田園イメージなのに対し、今回行った後者は豊かな森の恵みを味わう森林エリアの感覚です。両者とも開発途上で、現在では穂高が27ha、大町が79haが一般公開され、完成の暁には両者で350haを超える規模になる計画のようです。開発を着手して既に四半世紀、いつまでに完成するか、計画資料にはそのマイルストンは言及されていませんでした。ともあれ、園内は広大で今日はその一部を2時間ほど遊んできました。印象に残ったのは写真の空中回廊で、全長640m、高さ最大9mの歩道です。日頃の木々を見上げる習性から解放され、見渡しながら鳥のように木々の間を空中散歩しているが如くでした。写真左は大きなホーンに耳を澄ませば木々のさざなみが聞こえてくるかのようです。写真右は両端のパラボナアンテナにいる人同士で遠く離れ静かな会話ができるようで、昔の糸電話を思い出しました。静寂な空間と森林浴を楽しみつつ、子供連れのファミリーからは若いパワーをもらった1日でした。

20150815

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