試乗車廻り(その2)

車の新春初売りフェアに合わせて1月3日から今日まで、試乗会巡りをしてきました。主だったカーメーカーの気になる新車を総ナメした感がします。訪問した回数では、トヨタ3回(プリウス・ハリヤー)、日産2回(エクストレール)、ホンダ2回(Vesel)、スバル2回(フォレスター・XV)、三菱3回(アウトランダー)、マツダ1回(CX-5)と、よくもまあ飽きなかったものです。全ての店舗で見積りをもらったので、車の購入費用の大枠は把握できたのですが、細かな仕様の中身はどれがどれだったか渾然としてしまった感もします。今や常識なのかもしれませんが、車の新機軸に縁遠かった分、自分なりに面白かった点をひろうと、

  • 運転席と助手席の空調がデュアル化して、それぞれの温度設定ができるのがほぼ標準のようだ。一人で運転する時は助手席の温度を下げるなど省エネ効果を狙ったものかと思いしや、そうではなく陽だまりなどシート間で相違する温度差などを個々に調整できるようにしたようだ。
  • 雨が降るとワイパーが自動的に可動し、雨足に合わせてその速度も変わる。
  • ライトは外の明るさで自動点灯し、トンネルなどでは自動点滅する。遠くに対向車が現れると遠目から近目に自動切り替えし、しかもライトの右と左の上下の動きが対向車との位置関係でリアルタイムに個別にコントロールする車もある。ハンドル操作のコーナリングに合わせてライトが左右方向可動して絶えず車の前進方向を照らす優れものもあった。
  • 安全走行のためのアシスト機能では、衝突被害軽減ブレーキ、車線を逸脱した時の警報やハンドリング是正、レーダーで先行車との車間距離を保って自動追従するクルーズコントロールは各社各様。
  • 車の前後左右にカメラやセンサーを張り巡らして、車の上から鳥が眺めたようなバードアイモニターや誤発進抑制機能も各社で工夫を凝らしている。
  • はやりのハイブリッドを更に進化させ、バッテリーだけで数十キロは走れるようにした充電型プラグイン・ハイブリッドは次世代型の車のように見えた。
  • クリーンディーゼルでパワフルな走行ができる車も先進性があった。
  • 自家用車にアイドリングストップを定着させたメーカがあることを知った。

SUV系の車を中心に各社で乗り比べてみて、皆それぞれの特徴があって違いの大きいことが分かりました。個々については別途、シリーズものとして追記する予定です。思うに、メーカのいいとこ取りをして自分の好みに合わせたカスタマイズができたら、さぞ面白いだろうと思いました。

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