うちのババさまは5月から介護施設への通いを始めました。お泊まりは今日まで計2回の2泊です。さすがに外泊してくれると家人、特にうちのオバはんは少し息抜きができます。介護施設の利用で何とか日々の生活を凌いでいますが、ここにきて世の老人問題の深刻さを目の当たりにしました。個人負担のみならず、行政が負担する介護費用の総額は莫大な金額になるに違いありません。
昨日、市の広報誌で季刊の「議会だより」の冊子が各戸に配布されました。市議会の今年度予算が特集されていて、安曇野市の歳出を見たところ上図のごとくでした。見れば、年度予算に占める民生費(福祉費用)の割合はダントツの30%強です。教育費と土木費を合わせても22%止まりなのですから、民生費は今や最重要問題なのですね。安曇野市の市民は約10万人ですが、民生費の予算は約130億円で、市民一人当たり132,700円が福祉のために消費されるようです。
行政の福祉にかける費用も大変ですが、我が家でも老人病との格闘の日々が続きます。