「プラハの春」は歴史用語だが、同名のタイトルで書かれたこの本はドプチェクやブレジネフなど実在する人名が多く登場していて、フィクションとは思えない出来栄えだ。作者自身が外交官としてチェコに駐在し正に「プラハの春」に立ち会い、その状況をつぶさに日本に発信した経験を持つだけに迫力があって、スリリングな展開がどこまでが史実か或いはフィクションか悩ましくもあった。本自体は1997年に書かれていて、およそ30年前の事件を思い出すスタイルで描かれている。「プラハの春」は1968年の出来事だが、歴史的にも中国の文化革命、東大紛争、ベトナム戦争などが頭をよぎり大変な時代を自分でも生きてきたのを改めて痛感した。
Monthly photo – 2024.8
アーカイブ
カテゴリー
-
最近の投稿
最近のコメント
- やっと完成、白馬岩岳スライドショー に 安曇野の風 より
- やっと完成、白馬岩岳スライドショー に 小宮山 務 より
- SSD、突然クラッシュ に 小宮山務 より
- 夕焼け に 小宮山務 より
- 麦畑がいつの間に に 安曇野の風 より
- 麦畑がいつの間に に 小宮山 務 より
- 安曇野・黒沢川沿いの桜 に 小宮山 務 より
- 安曇野「早春賦」の桜 に 安曇野の風 より
- 安曇野「早春賦」の桜 に 小宮山 務 より
- 風邪、長引く に 安曇野の風 より
メタ情報