「第九」コンサート

20161211年末では恒例の「第九」の演奏会に行ってきました。今回は大町市の文化会館、開館30周年の記念コンサートで、今日初めてこの会館に行きました。写真は中の様子を写したもので、2階席もあって収容は1200席ほどです。人口約3万人規模の会館としては立派で、舞台も音響効果もよく整った施設でした。演奏会は指揮者と独唱者はプロですが、大町市の第九合唱団と松本室内合奏団の共演は見事でした。それぞれ地域のアマチュア組織ですが、よく練習されていて合唱などはプロの独唱者が目立たないほどの迫力でした。アマチュアもレベルが高いな、とつくづく思ったコンサートでした。いつもの演奏会では前の方に陣取り、オケの後方はあまりよく見えませんでした。今日の会館は客席が舞台よりも高めの設定で、かつ今日は少し後ろの席に座ったので舞台の後ろまでよく見えました。今にして気づいたのですが、私の大好きな第3楽章の途中から奏でられる年末を彷彿させるような調べの出だしは実は第2バイオリンでした。その他にも弓ではなく指ではじくピチカート奏法も無尽に使いこなし、第2バイオリン恐るべしです。目で納得するのも生演奏ならではでした。

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