電子ピアノ − 機能

20161227年の瀬ですが、今日から3日間は電子ピアノに関係するブログを連続投稿することにしました。電子ピアノについては既に2回投稿しましたが、またしばらく続くことにご容赦ください。今回は電子ピアノの機能について、購入した機種を参考にしながら説明したいと思います。各メーカーのそれぞれの機種によっても機能は若干異なると思いますが、今まで見てきた大方の電子ピアノは似たもの同士なので、以下に要素別に記します。

  1. 音色、音質、音量
    音色はグランドピアノはじめアップライトやチェンバロに至るまでいろんなピアノの音が出る。他にヴァイオリンの弦やフルートなどの器楽器の音にも変えられるので万能エレクトーンのようだ。音質は生の音色とは異なるが、似た感じで音量も最大限にすると自宅のアップライトピアノよりも大きい音が出た。思っていたよりも臨場感がある。
  2. 内蔵曲及び外部との受け渡し
    デモの内蔵曲はたくさんあって、購入したものには375曲あった。デモの再生音は鍵盤で叩くのと同じ音質だ。デモに合わせてピッタシに弾くと(実は難しい)、デモの音が消えて自分の音だけになった気がする。内蔵曲に合わせて自分で弾いて重ね録音したものを再生したり電子ファイル化して外部に持ち出せる。内蔵曲にない曲は外部から入手して電子ピアノの内部メモリに転送して再生できる。この受け渡しは購入機種ではUSBメモリを使って可能となる。
  3. Bluetoothや無線LANのインターフェース
    電子ピアノをリモート操作するには購入した機種ではBluetooth接続で利用できる。機種によっては無線LAN接続する方法もあるが、いずれもiPhoneやiPad、アンドロイドなどのモバイルにインストールした音楽アプリを使って電子ピアノで音を鳴らすことができる。
  4. 右手・左手別の再生や曲のテンポ
    内蔵曲は右手や左手、ピアノ以外の伴奏を3つのチャンネルに分けていて、それぞれを個別に再生音をON-OFFできる。また、曲のテンポを早めたり遅くすることができる。♩の数値で速度コントロールできるのでアレグロやモデラートなどの音楽テンポと相性がいい。外部から取り込んだ曲もテンポは変えられるが、チャンネル別の再生ON-OFFは今のところできないようだ。

以上、機能の概略を紹介しました。まだまだ使いこなせていませんが、ピアノを習うにはこの電子ピアノに限るような気がします。ヘッドホンを使えば音は消えるし、内蔵曲にはバイエル、ハノン、ブルグミュラー、ツェルニー100番などピアノ教本のほとんどが揃っていてテンポ自在に練習できるので今までの苦労が嘘のようです。と言っても、基礎が何もできていない私にとっては過分な代物です。兎に角、電子ピアノは老体の脳の活性と手足末端の麻痺化防止にはとても刺激的なツールです。

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