今日の新聞を見ていたら野焼きの記事があり、昨日撮った写真が蘇りました。全国的にも野焼き、あぜ焼き、ヨシ焼きなどと言われ、春の訪れを告げる地方ならではの風物詩です。昨日は条件が良かったのか、あちこちで青空をけがすほどの煙が立ち昇っていました。近づくと消防署員をはじめ村を挙げての作業で、風物詩どころか物々しい光景でした。ある場所ではガードレールの鉄板が焼けて熱風と輻射熱で自転車を呑み込むほどの火勢で、この場所での撮影はできませんでした。この野焼き、生い繁ってジャングル化するのを防止するのかと思っていたところ、新聞では病害虫を駆除し新芽の育成を促進するのが目的だそうです。「ナールホド」と頷くと、うちのオバはんからは「当然でしょ」の一言が返ってきました。
そして、何気なく市の広報誌「あづみの」の最新号を見ていたところ、SL「デゴイチ」の記事がありました。何と、昨日見たSLは今年2月に展示場所を変えて引っ越したのだそうです。このSL、旧穂高町が旧国鉄から無償譲渡を受けたものだそうで、今回の引っ越しではクレーンに吊ると破損の恐れがあり、約40年ぶりにレール上を走ったのだそうです。移動するのを見たかった。