OMF、CD・LPレコード コンサート

20150903今日はセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の主会場、キッセイ文化ホールの3階で開催されたオーディオ鑑賞会に行ってきました。OMFのイベントの一つとして8/28、8/29、9/3、9/6の計4回の鑑賞会が企画され、今日は3回目のLPレコードを聴きました。入場無料で会場には写真にある背丈ほどの大型ホーンスピーカーが設置され、懐かしのレコードプレーヤと真空管アンプで見事な音が再現されました。小澤征爾氏も以前に試聴されて、生演奏に匹敵する音質・音量は生とは一味違った音の芸術だと評したようです。確かに目を閉じるとあたかもコンサートホールでの生演奏を聴く思いがしました。司会・進行役はサイトウ・キネン・オーケストラ発足以来の録音コーディネーターを担う新(あたらし)氏で、プログラムはヴィヴァルディの「四季」とドボルザークの「新世界」でした。両LPとも小澤征爾がタクトを振り、新氏がフィリップス社時代に録音に立ち会ったものだそうで、当時の録音の裏話も聞けました。こんな凄い催し物がタダで楽しめるとはラッキーでした。最終回の9/6は小澤征爾の十八番、ベルリオーズの「幻想交響曲」が再生されるとのことで、また出かけてみようかと思っています。

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