衛星放送用のパラボラアンテナですが、我が家ではガレージの屋内に設置しています。今の家を作る時に当時の住民協定で、アンテナを屋外に設置できなかったための対抗手段でした。これが曲者で、小さな窓ガラスを外しての設置で、荒天の時には映らなくなったり、極低温の気温になるとシャッターの内外からの冷気でシャッターが動かなくなったりとサンザンでした。今の分譲地に住む住民協定も見直されたので、この際、アンテナを屋外に出すことで検討を始めました。以前から使ってきたアンテナは10年選手以上で錆び付いて、とても貧相です。新調すると、アンテナ代は取付金具付きで5000円もあればお釣りがくるようで、安くなったものです。でも、ふと悩みが出ました。ここまでのお話は、実は以降の記述内容を記すためのサワリでした。今日のブログネタは4K, 8K対応用のアンテナです。
地デジやBS, CS放送を見るに現行のテレビ解像度は2Kです。これが最近では4K, 8K用の高解像度テレビが売り出され、今や大型テレビの半数以上が高解像度テレビに置き換わったようです。しかしながら、現行のパラボラアンテナは4K, 8K放送には非対応なのです。4KのBS放送の試験時代が今年から始まり、本格放送は2018年スタートのようです。これに向けて、4K, 8K用のアンテナが今月、発売開始されました。今日の挿入画がそれで、価格は通常品に比べて倍以上になりました。この際、これを購入して、取り付けようかとも思ったのですが、我が家のテレビは8年選手で4K非対応です。そして、悩ましいのは今、売られている4K, 8Kテレビは実は、本格放送開始で完全対応できるものかどうかが微妙なようで、アンテナだけでなく、おそらくコンバータなどの追加機器が必要になるらしいです。要はこの先の動向が不透明なので、新しいアンテナの購入は差し控えてしばらく様子見することにしました。もちろん、今のアンテナは屋外に出す予定です。次月はアンテナ工事だ!
地域協定は余りに厳しすぎたのかもしれませんが屋根にアンテナが乗っているのも考えてみると、景観上一寸気に障る向きもあるかもしれませんね。パラボラだけは認められるということなのでしょうか。
4k,8k規格は未だ発展段階にあり今後変更の可能性があるのですか、早まって高価な4k対応tv購入しても本格放送が受信できなければ意味ありませんね。ブロッグ記事参考になります。
コメント、ありがとうございます。従来の協定ではアンテナは一切、外には出せませんでした。これでは住民自身への縛りが大きすぎて途中で見直され、今では目立たないよう配慮すればOKとなりましたが、それでも地デジのアンテナはフィッシュボーンタイプは不可で、フラットプレーン型のみがベランダ等に出せるようになりました。まあ、景観上、歯止めが全くないよりもよしとするべきでしょうか。
ところで、4kの衛星試験放送が今年から始まりますが、いろいろと問題を抱えているようです。まずはアンテナの左右旋円受信の問題や共同住宅の共同配線上での電信適合具合など、今にして実用化検討会で物議を醸しているようです。普及している4kテレビではビット解像度上は実用化対応できていますが、アンテナからの受信信号が最終的にどのような規格になるのか、場合によっては企画していたものから逸脱する可能性もあって、その場合には、今の4kテレビでも追加の信号変換器が必要となることもあり得るようです。まだこの先、いろいろあるようで今後、目が離せませんね。