従来では車を更新する際は全て、今まで乗っていた車の車検切れに合わせていたので、納車時に乗り換えるだけでした。今回は、昨年11月に車検を通したばかりなのでこの先、まだまだ乗れる状態なのです。売却しても二束三文の値しか付かないので、このままセカンドカーとして乗り続けようかと、一時、思っていました。しかし、車の保険は積み上げた割引最高等級の20等級を新車に引き継がせるため、今までの車は等級が元に戻って、出直しになることを知りました。年間、2.5万円ほどの任意保険(車両保険なし)が4万円近くに跳ね上がるのです。そして、4月にはまた年度の税金もかかるし、スタッドレスタイヤの置き場所にも困る、などなどデメリットだらけです。果たして、うちのオバはんと別々に2台、同時に動かすチャンスがどれほどあるのかを考えると、全くのムダのようです。然らば、保険の引き継ぎに合わせて手放すことにしました。写真は今日、洗車後に撮った今の車です。見た目、まだまだ綺麗そうですが、中古車センターに持って行くとほぼゼロ査定のところがほとんどです。せいぜい車検時に納めた税金の現存残り分の4万円弱がこの車の価値のようです。先日、出向いた中古車屋の店頭には高価買い入れの横断幕の脇にスチールホイールが錆び付いて見るからに貧相な軽トラが90万円で売られていました。景気が良さそうなので、査定してもらうと、まあ何と1万円でした。しかも、税の戻り分は中古車屋の取り分で、車の処分に困るなら助けてやってもいい程度で、よくも見下げたものです。
我が愛車が可哀想になってきました。ドラえもんのスモールライトがあれば、ミニチュアにして机の上にでも飾っておきたいところです。「栄光の19万キロ」のステッカーを付けて...