アウタロウ・レポート【操作性】

20160313アウタロウを身受けしてまだ1ヶ月未満ですが、お付き合いもだいぶ慣れてきました。そこで今日から数回にわたり、レポートしてみようかと思います。本日はアウタロウの操作性を取り上げました。アウタロウはプラグイン・ハイブリッド車ですが、一番の特徴はATやCVTなどの変速機を持たず、大半をモーターで走ることにあると思います。エンジンはバッテリー充電するための発電に寄与することがほとんどで、高速運転時に時どきダイレクトに車軸を回すこともあります。今までの車との違いは、ニュートラルでアクセルを踏んでも何も反応せず、シフトレバーにはローやセカンドの変速切替もありません。シフトレバーはR(バック)、N、D(ドライブ)、B(ブレーキ)で、トヨタのプリウスも同じようです。Bポジションにすると6段階で回生ブレーキ(ブレーキングで発電)の効きを切り替えることができて、ちょうどマニュアル車のギアシフトを操作するのと同じような感覚です。このブレーキ操作をシフトレバーでする以外にハンドルにはパドルシフトがあります。写真はアウタロウのそれを撮ったもので、左手でシフトダウン、右手ではシフトアップするようになっています。いずれも手前に引いてスイッチングするものですが、当初はこんなものは使わないだろうと思っていました。が、使ってみると意外に便利で、緩やかなアップダウンの坂やカーブでは、ブレーキを踏むことなくこのパドルで意のままに操舵でき、今はこれにはまっています。だいぶ以前に、ある会合で自動車メーカーのN社、O工場長がアウディのパドルシフトにはまっている、と言った時に何のことやらわからなかったことを記憶しています。5年ほど経ち、今にしてその中身を知りました。ついでですが、N社はトップがポルシェに乗っていたりして、上層部には愛社精神があるのでしょうか、とは余談です..。

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