3月も下旬となり、今朝の最低気温は一気に上がって10℃と5月並みの陽気です。白馬のスキー場も軒並み地肌が目立つようになって、今日はアウタロウのスキーキャリアを外しました。もう少し、雪道を走りたかったのですが、もう春本番を迎えたようです。今日のテーマはアウタロウの走行安定性です。まず雪道の走破性ですが、スキーに出かける頻度が減って、あまり実績を踏まなかったのですが、雪面を捉えた走行安定性は前の車に比べて格段に良くなった気がします。前の車では下り坂の左カーブが極端に滑りやすく、まるで構造欠陥をはらんだようで常に不安を感じていました。アウタロウは雪道で滑りをほとんど感じることがなく、それでも時々「路面が凍結しています」のアラームが表示されたりして、きっと内部では常に滑りをコントロールしているに違いないと感じたりもします。走行安定性については S-AWCやらAYC, ASC, ABSなどと言ったよく分からない制御方式が組み合わされて機能しているようです。
そうした機軸を肌であまり感じることはないのですが、前の車に比べてトータルで安心感がずっと増した感がします。特に、コーナーリングでは遠心力で外に膨らむことがなくなり、まるでスキー大回転のコースをポールを巻き込むように通過できるような操舵感が味わえます。もちろん、技量の差や無理な運転を機械がカバーするほどには至りませんが、車の安全機構が進歩し進化を遂げてきたことには違いないと思います。安全運転を支援する装備も幾つかありますが、とりわけ車線逸脱警報センサーにはいつもお世話になっています。路肩や追い越し車線に触れるとアラームが鳴るもので、ウィンカーをださない限り、しょっちゅうピーピー鳴ってうるさいのですが、その分、自分の運転のクセやちょっとしたハンドル操作に警告してくれるのはありがたいと思っています。アウタロウはおとなしいですが、安全に関してはきっと馴れ合いでなあなあになることはなく、しっかり見張ってくれると思います。アウタロウよ、今後もお世話になります!