「蹴球一徹」を読んで

20160523しばらく遠ざかっていた読書だが、久しぶりに掲題の本を読んだ。このところ文芸書に手がつかず、とりあえずドキュメンタリものを借りてみた。サッカーJクラブの監督、3人の物語だ。いずれの監督もJ1, J2のボーダーラインを渡り歩く指揮官で、J1昇格請負人としてよく知られるようになった。サッカーゲームが指揮官の力量次第でこうも左右するのかを改めて知った。しかしながら毎年、悪戦苦闘しながら順位を上げたり下げたりと、ローラーコースターの世界を必死にもがいていて、そのバイタリティには頭が下がる。反町監督と言えば、以前に恥ずかしい思いをした。反町監督が松本山雅の指揮官に就任する直前に、松本駅前で市民の声を聞くテレビ取材があった。いきなりカメラとマイクを向けられた私は「えーっ?あの俳優がサッカーの監督をするのですか?」と言ったなり、若い女性キャスターはそっぽを向いてしまった。言い訳だが、その頃の私は何も知らなかったのだ。うちのオバはんですら知っていたというのに...

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