川口俊和「コーヒーの冷めないうちに」を読んで

この本は市中の図書館に2冊しかなく、予約も殺到していて手にするのに2ヶ月ほどかかった。本の中身は喫茶店のとある席に座ると過去や未来を行けると言う都市伝説風の物語が4話、描かれている。最初は4つの短編集と思ったが、1話づつのショートストーリがある中でそれぞれが関係し合う全体構成となっている。仕掛けがタイムマシンのようでそうではなく、個々の話も上手く繋ぎ合わせた独特なアイディアが面白く、話題を集めた本であることを納得した。舞台脚本家兼演出家が書いた本だということでナールホドと思った。my読書録の小説のカテゴリを決めるのは難しく、「ファンタジー小説」とした。

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