原田マハ「ユニコーン – ジョルジュ・サンドの遺言」を読んで

ジョルジュ・サンドはショパンとの恋愛でも知られたフランスの作家だ。ご本人の遺言が付いたタイトルに魅せられて図書館から借りて読んだ。ストーリは中世美術品の壁掛けの織物、タピスリーにまつわる物語で、期待していたショパンに関する記述はなかった。本の最後がサンドの遺言で締めくくられていたが、小説の構成がツギハギのようで中身がよく見えなかった。物語が実話に基づくもののようで、およそジョルジュ・サンドがどう言う人物かを知り得たことが唯一の収穫だった。ついでに、ジョルジュとはフランスの男性名称であることを初めて知った。

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