今日はうちのオバはんと「まだらおスキー場」に行ってきました。今日明日と天気が良さそうなので、比較的気温の低い本日を選んで6時半に出発したところ現地には8時15分前に着いてしまいました。野沢温泉スキー場にも近い斑尾ですが、シーズンに1度は行っているので今年も挨拶回りすることにしました。ここは何と言ってもコースがバラエティに富み、特にツリーランが魅力です。今日も一通りのコースを滑りましたが、お気に入りはCrystal Bowlと言うツリーラン・コースで、幅が広く距離が長いので深雪を充分楽しめました。写真はご機嫌で撮ったその1枚で、辺りは静寂そのものでした。ネットに斑尾の空撮とご機嫌のツリーランがありましたので、以下の画像にリンクを貼りました。フル画面再生してみてください、ど迫力です。ところで今日はアウタロウに乗り換えて丁度、1周年です。今日で、19,500 Kmを走りました。残念ながら、2万キロは未達です。
ご機嫌の斑尾高原スキー場
板の剥がれにもめげず...
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモ ...、は宮沢賢治の有名な詩ですが、私のスキー板は雪の寒さにどうやら負けてしまったようです。バックカントリーの雪山にも耐えられるように、新調して3年目の板ですが、右側先端の表層部にコーティングしてある膜がベロリと剥がれてしまいました。剥がれてきたのに気付き、購入先の店に修理に持ち込みました。が、店主曰く「こうなったら修理は効きません」との冷たいお言葉。およそ40〜50cmに渡って、膜を取り除き剥がれ跡を透明にテーピングして補うことにしました。いかにも傷跡が目立ちますが、修理代は無料でした。店主に「滑りは従来通り変わりません」と慰められましたが、果たして剥がれにもめげず、この先ガンバれるでしょうか..。まだまだ、スキーシーズンは続きます。
久しぶりの住宅見学
今日は完成した住宅の見学をしてきました。5年前に我が家を建ててくれた建築会社の設計士さんのお宅です。注文住宅を広く手がけ、今までに蓄積したノウハウを自らの住まいにとことん注ぎ込んだこだわりの家でした。およそパターン化した一般住宅の間取りとは縁遠く、随所に工夫が凝らしてありました。斬新の中に、古家から流用した戸などはアンティークな雰囲気を感じました。平屋で建て坪34坪の家の中心には天井にセントラル空調を配して、今はやりのソーラー発電とHMESで家全体を24時間一定温度にコントロールするのだそうです。我が家でも5年前に同じような構想を持ちかけましたが、当時は信州の風土には馴染まないと却下されました。技術は進歩し断熱性も高まり、トリプルガラスにした窓サッシ等で内外温度差20〜30℃でも結露しないようです。HMESで灯りや風呂、室温の熱エネルギー管理も家の外からでもコントロール可能で時代は変わりました。我が家の暖房はスイッチ-ポンならぬ完全フルマニュアルの薪ストーブで、その日の外気温で薪の量も調節したりする甚だファジーな世界です。それでも、毎朝の窓拭きやストーブの火力調整など日課をこなすと季節感もしみじみと味わえて、これもまんざらではないと思っています。灼熱のストーブを前に強力な遠赤外を浴びると、まるで温泉気分に浸る毎日もまあ、負け惜しみではないでしょう。信州の家、それぞれの冬です。
藤沢周平「三屋清左衛門残日録」
題記の小説をドラマ化したBS番組が本日放映され、見ました。藤沢周平の数ある小説の中で気に入った作品ですが、読書と違った雰囲気を楽しみました。いつもながら映画化やTVドラマ化は限られた時間に収めるためにどうしても演出家の思想が色濃く出て違和感を生じますが、今回も小説とは別物のような気がしました。まあ、こんな解釈の作品もあるのだなあ、と小説本来の文芸からは違ったビジュアルの世界に戯れるのも一興でした。
薪ストーブの備品
このところ寒い日が続いています。今日の安曇野は最高気温がプラス2.1℃で、多くの時間帯が零下でした。今日は日中の日差しがあったので、こんな日の日中は暖房いらずですが、夜は薪ストーブが大活躍です。写真は我が家のストーブを上から眺めたもので、正面の容器はスチーマーと言う加湿器です。ストーブをガンガン炊くと空気が乾燥するので、お湯を沸かして蒸気を盛んに放出するようにしています。構造はごくシンプルで鋳物のホーローですが、ずっしり重くてヤカンなどよりも蒸気の発生量が圧倒的に違います。スチーマーにはおよそ2Lほどの水を張りますが、どんどん蒸発するので補給して1日におよそ3杯分、6Lほどが蒸気で消えることになります。これで、家の中の湿度はだいたい45%前後に維持され、特に乾燥気味とか、湿っぽいとかは感じません。今日は我が家のストーブ備品の紹介でした。
今日はおかしな真冬日
安曇野のコハクチョウ
電気代(その2)使用量内訳
昨日の投稿に引き続き、電気使用量についてこの1年間を纏めてみました。下のグラフが月別の使用量の変化です。昨日のグラフと同様に、当年1年の更に1年前の平均値(青線の前年平均)を100とすると、当年の平均(赤線)は71%増しとなりました。この1年、各月ともナイトタイム(11PM〜7AM)の方が電気使用量が多く、その比率は年間にならすと56.2%でした。青の棒グラフ(ナイトタイム)の更に内訳を調べると、車の充電に使用した電力はナイトタイム中の72%でした。このように車の充電に要する電力は大きなウェイトを占めましたが、電気料金が昨日グラフの18%増に抑えられたのは電力契約をタイムプランに変えたことによるもので、その効果は絶大でした。ところで、車の充電で使用した電力量は積算できるのですが、それで年間、何Km走ったかは計算が難しく、その検討は別の機会にしたいと思います。まあ、こうして電気使用量の内訳をみるのも面白いものです。
電気代(その1)我が家の1年間
昨年の今時分に電気の契約を従来の電灯Bから深夜と日中の従量単価を分けたタイムプランに変更して1年が経過しました。この1年間、我が家の電気代の推移を見たのが下のグラフです。料金を直接表示するのは憚れましたので、年次の平均値をスケール表示しました。当年1年の更に1年前の平均値(青線の前年平均)を100とすると、当年の平均(赤線)は16%増しとなりました。これは昨年の2月にアウタロウに乗り換えて車の充電が新たに加わったことによる増加分です。しかしながら、グラフの緑部分をみてください。再生エネ賦課金が年次によって比率が大きく変わっていることに再認識されました。今年1月や昨年9月などは本来の電気代は年次変化がほとんどないのに請求額は増えています。ソーラー発電などの普及を促進するため、全ての家庭で本来の電気代にプラスして負担する費用ですが、電気使用量に年次定められた比率分上乗せされます。これが、前年は5.1%であったのが、当年は10.9%と倍増されました。この勢いが今後も増長されるのかとても心配です。あまり話題となっていませんが、数年先に何割もの負担を強いられたら、我が家の生活は逼迫しそうです。何とかしてくれ〜!
太田満明「桶狭間の真実」を読んで
掲題の本を図書館から借りて読んだ。歴史書の類で固い内容の本だった。作者が広く調査し、作者なりの解釈で解説した桶狭間の戦いは終始、定説を覆すもので、
(1)四万五千対二千の兵力差は本当か?
(2)桶狭間は谷間だったのか?
(3)信長は奇襲をかけたのか?
(4)今川義元は本当に京に上洛するつもりだったのか?
上記はいずれをも否定した内容だった。読みやすく興味をそそる書きぶりだが、何度も説明が重複していて、要領よく述べれば、ボリュームは半分くらいになるような気がした。この本では歴史書として、いかにも真実を描いたようなスタイルだが、想像の域を脱しておらず、むしろ歴史小説のように創作感のある書物の方が読み手としては面白いと感じた。