読書のブログが続きましたが、ついでに昨日に次いで「追憶」の映画を本日、観ました。実はお恥ずかしい次第なのですが、この地、安曇野に越して映画を見るのは今回、初めてなのです。映画館に前回、行ったのは一体いつだったか覚えていませんが、はるか6年以上は昔のことになります。あまりの久しぶりですが、当ブログのカテゴリーに映画を加えてみました。投稿のチャンスはほとんどないと思い、映画のほかにTVとのセットにしました。問題の映画ですが、安曇野には映画館がなく、近くでは松本に一つだけあって調べてみました。その映画館では「追憶」は今週末までしか公開されておらず、さっそく今日出かけた次第です。映画は想像していたよりも小説とそう変わらず、さほどギャップは感じませんでした。それでも映画になると、小説をはしょったダイジェスト感は否めませんが、全体のイメージは両者に差はなく違和感を感じませんでした。おそらく、小説が映画により近い感覚で書かれたのでしょう。後追いで小説化されたのがうなづけます。この「追憶」、映画も小説もこれからご覧になりたい方は、それでも小説を先にされることをお勧めします。
映画「追憶」、観ました
青島武「追憶」を読んで
この小説は薄くてボリュームが少なく、かつ平易で読み易い文章なので1日にして読めた。でも中身は充実していて、大変面白かった。読後に映画化されたことを知ったが、手にした本は文庫本で発行は今年の3月7日となっていたので、当初はこの文庫本は単行本からの再版と思った。ところがそうではないので驚いた。今、上映されている映画が原作の映画化ではつじつまが合わないからだ。どうやら作者は脚本家を生業としていて、携わった映画とは別にこれを小説化したようだ。しかも小説家としては処女作で、いきなり文庫本からのデビューなのだ。何もかも変わっていることに驚くとともに、文章の流れや切り替わりなどが映画のシナリオの如く感じたのが納得できた。どういう事情で今に至ったのか気になってネットで調べてみた。映画化は10年に及ぶ余曲折の末に完成したようで、映画化も数度挫折し、テレビ化の話もあったとのことだ。その都度、初期のものからは内容も変化し最後は有名な映画監督により映画化が果たされた。原作から携わり映画化の本来の目的を終えた所で、脚本家自らが小説にチャレンジして世に出したのがこの本のようだ。舞台は映画では富山県、小説では北海道となっており、そこだけでも連想するイメージが変わってくる。急遽、映画と小説ではどんな違いがあるのか興味が湧いてきたので、封切り中にでも観ようかと思っている。
池澤夏樹「キトラ・ボックス」を読んで
古代と現代の謎を絡ませながらストーリー展開する古墳にまつわるミステリー小説だった。古代の方は実在する人物を交えたフィクションで、なるほどそう言う見方もあるのかと興味をそそられたが、現代の方は緊迫感もなく少し白けた内容だった。昨日のフォーサイスのミステリーのようなテンポの早さと登場人物の惹きつけるキャラもなく、冷めたピザのように味が乏しかった。古代の謎を現代の考古学者が謎解きするというテーマに絞り込んだ方が話に一貫性があって面白いと思うのだが、この本では現在の民族トラブルなども持ち込んで色々と複雑に絡み合わせて発散させてしまった感が否めない。今回で掲題の作家の作品を3冊読んだが、相変わらず消化不良ぎみで私好みの作家ではないことを再認識した。
F.フォーサイス「キル・リスト」を読んで
本作者、フォーサイスの本を読むのは3作目だ。まだ現役の作家で、今回読んだ小説が最新作の2014年発刊、前回読んだのが処女作の次に出た本で1974年作だ。初期と晩年の作品をこの1ヶ月内に読んだことになるが、両者の間に40年の差をあまり感じなかった。その時々の世情をよく反映した作品が臨場感をもって迫るのであろう。今回の最新作はイスラム原理主義のテロを扱ったものだが、単なるフィクションに留まらず、リアリティがそこかしこに見られた。やはり、作者本人の現場取材主義がここにもよく現れたかたちだ。スパイもののスリル感とテンポの良さで、この先どうなるかグイグイと引き寄せられて読み漁ってしまうのはさすが流行作家を読む醍醐味だ。題名の「キル・リスト」は体制側が非合法に殺害すべき人物をリスト化し、米大統領が最終判断して命令遂行する暗殺プログラムだ。いかにも現実にありえそうだが、訳者のあとがきではフォード大統領が初めて暗殺禁止令を出して以来、現在に至っているそうだ。だが、オバマ政権でも無人機によるテロリスト殺害は公然と行われていて、本作品を読むにつけ闇の世界が気になった。
初夏の麦穂
群馬に行ってきました
ハーモニック・ドライブ コンサート
ハーモニック・ドライブは安曇野市に本拠を置く製造会社ですが、年に1回、地元の豊科公民館でコンサートを開催しています。毎年これを楽しみにしていますが、今日はそのコンサート日でした。今回はピアノ三重奏で、シューベルトの1番と2番でした。この曲を生で聴くのは初めてでしたが、とても素晴らしい演奏でした。シューベルトはシンフォニーと歌曲だけではなかったのだあ〜、と感じた1日でした。

- 演奏者
- 辛島 輝治(ピアノ)
岸邉 百百雄(ヴァイオリン)
河野 文昭(チェロ)
- 曲目
- フランツ・ペーター・シューベルト
ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 作品99 D.898
ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 作品100 D.929
ピアノレッスン、ショパン・ノクターン#20
今年度のピアノ課題曲、ショパン・ノクターン20番ですが、独学なのでまずはネット上で参考になりそうな動画を探してみました。面白そうな動画が2つ見つけたので、リンクを貼ってみます。一つは曲に合わせて楽譜の譜面を追うもので、なんとなく曲の進行のイメージが湧きます。もう一つはチュートリアル・レッスンで、指使いが参考になる、と言ったところでしょうか。

今場所の御嶽海は..
今日の暑さは全国第2位
先日も真夏日がありましたが、今日の安曇野も暑かったです。最高気温が31.9℃でした。まだ5月なのに、もう真夏の陽気です。この暑さ、全国的には横綱の館林に次いで第2位の記録です。でも統計を見ると、2000年の5月には33.0℃の記録がありました。今年の夏はどうなりますやら...





