前から行こうと思っていたダリ展に本日、行ってきました。国立新美術館での開催もそろそろ終演なので、さぞかし混むだろうと予想していたのですが、意外とチケットもスムーズに買えて適当な混み具合でした。国立新美術館へは6年前のゴッホ展以来です。主催者側では世界中のダリの作品を一堂に集めた又とない企画と銘打っていて、およそ二百数十展が展示されていました。何分、ダリはシュールレアリズムの巨匠で、幾つか知っていた作品の中から思うに抽象画とは違った難解な作風の持ち主とイメージしていましたが、実際にはいろんな画風があって圧倒されました。画家固有の作風は何処へやら、80数年の生涯は多岐にわたる挑戦の連続だったようです。久しぶりに世界の名画に浸った1日でした。
サルバドール・ダリ展
今シーズン、初雪
Excel、モバイル
題記のタイトル名は私が適当につけました。iPhoneのアプリにExcelがあるのは知っていたのですが、今日、実際にこれをインストールしてみました。写真はパソコンで実際に使っているファイルをiPhone上でも表示させたものです。ファイルを共有化してパソコンとiPhoneの両者で編集・保存できるか試したのですが、割とスムーズにできました。実際にはiCloudと言うApple社の提供する個人ファイル用の外部サーバーにファイルを格納して、これをファイル共有させたのがこの写真です。また、Microsoft社が提供するOneDriveと言う外部サーバーの無料サービスを利用したところ、これも写真と同じように共有化が図れました。まあ、機能することが分かったので、実際にどう使ってみようか思案中です。まずは、車の燃費データの処理に利用しようかと思っています。現在は車の日々の充電料金や走行距離などのデータをカーナビ上で読み取って、手書きのシートに書き込み、これをシート毎に自宅に持ち込んでパソコンに入力しています。実際のexcelシートが写真のパソコン画面ですが、iPhone上でもモバイルでファイル操作ができました。原稿の手書き&キー入力に比べてどちらが楽か、しばらく様子見することにします。
カテゴリー: IT/PC/HP関連
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柿、豊作
このところ柿のブログが続いています。これもどうやら例年に比べて豊作が関係しているのでしょう。今年の柿は大変な豊作だったようで、先日の干し柿用の渋柿に加えてまた別の人から今度は甘柿をいただきました。うちのオバはんはすこぶる気に入って「これはうまい」とご満悦です。私はまだ食べていません。何分、このところ頂き物が多くて、熊本のみかんや地元産のりんご、柿に至っては奈良産に始まって地元産、本日は岐阜産をいただきました。どれもこれもとても美味しく、寄る年でもう味覚もバカになってしまいそうです。ところで、今日は近場の柿の木を写真に撮ってきました。半月ほど前の渋柿を頂いた方からは何やら1本の木から1000個以上の実がなったと喜ぶどころかもう嘆くように言われて、最初これを聞いた時は信じられませんでした。でも、写真を見て頂いたものとは違いますが、確かに1000個はまんざらではないと、にわかに思えてきました。半月前に1000個と聞いた時、もし800個だったなら絶対に信じませんでした。
なにせ「ウソ、800だろ」、何ちゃって...
宮部みゆき「ペテロの葬列」を読んで
杉村三郎シリーズで読み残した第3作目を最後にして読んだ。本作は最新の第4作までの既刊本の中で一番長く、685頁に及ぶ大作だ。2年前にはテレビドラマ化されていて、全11話に及んだようだ。最新作では、主人公は離婚後の探偵となっていたが、本作を読んでようやくその経緯を納得した。巷の読後レビューでは、最後に主人公の離婚に至る展開が最悪な結末として作者批判するコメントが数多く散見される。私にとっては最初からこれが分かってはいたが、むしろこのシリーズの更なる充実を予感できるようで好ましく思えた。大企業の1サラリーマンから満を持した探偵への転進だ。初作の「誰か」から本作まで足かけ10年、作者の壮大なスケール感に鳥肌立つ思いがした。本シリーズの後続が楽しみだ。
安曇野産?クルミの実
うわさのトンビ
我が家の近くの電柱にトンビが居座っているのを以前にも紹介しました。このトンビ、いつ頃からいるのか改まってみるとなかなか思い出せません。ひょっとして、こちらに移住する前からいたのかも知れません。ネットで調べると、トンビの平均寿命は6〜7年、老衰までとなると20〜30年は生き延びるようです。然らば、ここではトンビの方が我々よりも先住権のある先輩なのかも知れません。通常は1羽なのですが、時々2羽になります。そしていつまでも裕に30分以上、電柱で仲良くしています。つがいなのかと思いしや、翼を広げると片方は2m近くもあって、翼の大きさからして親子のように見えます。いつものトンビは子に相当する方ですが、どうやら親がたまに様子見に来るようにも思えます。特に今日のような終日、雨降りの日は親も心配になるのでしょう。何ともほほえましい光景で、窓越しに盗撮しました。トンビには内緒です。
長峰山ハイク
こちらの安曇野に越して多分、初の風邪ひきでダウンしていましたが、ようやく治り天気が良いこともあって、うちのオバはんを誘って近くの山に登ることにしました。紅葉もまだ見れそうなので、自宅から車で15分ほど東方の長峰山にしました。登り約1時間、下り30分ほどの山で標高差は約400mです。道中は紅葉のピークを過ぎましたが、まだまだ見どころの場所もあって、写真撮影のハイクとなりました。最初の写真はドウダンツツジの赤とその奥の黄色の紅葉を捉えたものです。写真の色あいは実際よりもイマイチですが、過ぎ去る紅葉の最後を楽しめました。次は山頂の展望台から眺めた北アルプスの風景です。快晴で眺望もよろしく、横方向4枚の写真をパノラマ合成してみました。クリックすると、4000 x 1600ピクセルの写真にリンクしますので、拡大してご覧ください。なかなかの迫力です。
今日の午前中は久しぶりの運動で、少し気分が良くなりました。
干し柿、パート2
先日のブログに干し柿を紹介しました。今日は後日談です。と言っても、先日も今回も全てうちのオバはんのネタです。オバはん仲間から仕入れた柿を下ごしらえし、皮をむき、煮沸し紐でいわい、そして軒下に吊るす一連の作業は全てオバはんがこなしました。私はもっぱら出来上がり品のご相伴にあずかり、ちょっとブログに書かせてもらうだけの関わり合いです。ついでに、遠目に観察していて感じたのは、干し柿にするとカサが極端に小さくなることです。最初のもぎたての柿はおよそ1/4ほどのカサに干し上がっているようです。先日の干し柿はミニサイズで私にとっては丁度良い大きさでした。巷で見かける大きい干し柿はさぞ大きな柿の実からできているのだろうと想像していたところ、オバはんは今度はこの前とは違うご近所さんからその想像していた大きさの柿を頂戴してきました。そこで早速、干し柿第2弾の登場です。写真は我が家の軒下に干した柿を写したもので、丁度その先には夕暮れの常念岳が見えました。
「柿干せば 遠くで見守る 常念岳」
六冬和生「松本城、起つ」を読んで
題記の本は図書館の「貸出しベスト」ランクの筆頭になっていて、ここ松本地方の百姓一揆を題材としたものだ。現代人が江戸時代の初期にタイムスリップして実際に起きた百姓一揆に関与するストーリとなっている。筆者は松本に住む会社員で過去にSF小説のコンテストで受賞した実績があるようだ。初めて読む作家だが、作風がヤングアダルト小説ぽく、チャラ男のコミック版を連想するような感じだった。読み終えて、ネットで調べたら作者が女性であることに驚いた。タイムスリップした先での物語が在らぬ方向に突き進んだ後に突然キャンセルされ、次なるタイムスリップで別の経過を辿り、またぞろそれをやり直すなど、漫画ちっくなケーススタディが展開するストーリーで、馴染めず読後の疲れだけが残った感がした。斬新な試みながら、結局は主張が見えずに面白みのない小説だった。地元作家の反響を呼んだ作だが、次作を期待したい。