今朝は今シーズン、一番の冷え込みでした。安曇野・穂高の最低気温は6:39の−0.1℃で、初の零下です。日中の最高気温が18.8℃だったので、寒暖の差もハンパではありません。そして見事に晴れ渡り、一日中快晴でした。こんな日はめったになさそうで、自宅近くの写真を撮ってみました。これをパノラマ処理にしたものが以下の写真で、西方のおよそ180度ほどの見晴らし風景です。真西方向の山は雪も溶けてしまいましたが、北方の白馬山系は残雪が残っています。風もなく、小春日和の穏やかな日でした。
2016安曇野スタイル、今年は...
近場を周遊
今日は横浜から親戚が来たので、近場の紅葉見物をしてきました。日頃の運動不足もあって、まずは安曇野市の光城山に登りました。よく晴れた1日でしたが、あいにく遠方の北アルプスは雲の中でした。それでも眩しいほどの陽光は道中の紅葉を十分、楽しませてくれました。最初の写真は光城山の山頂付近で撮った紅葉風景です。暑くも寒くもなく、紅葉の道は最高でした。次に向かったのは池田町の大峰高原で、ここの七色大カエデは地元では有名です。紅葉のピークはちょっと過ぎましたが、まだまだ見ごたえありました。写真を拡大してみてください。日差しに映えた明るい写真が撮れました。なかなかの迫力です。
そして大峰高原の尾根伝いをドライブして、紅葉を楽しみながら大町市に移動しました。大町市の紅葉の名所は先日に行った扇沢と高瀬渓谷ですが、ここは今や落葉なので、次に有名な霊松寺の紅葉見物に行きました。以下の写真が本日の風景です。カエデとイチョウと山の紅葉がほどよくミックスして、とても見ごたえありました。
最後に仁科三湖の木崎湖、中綱湖、青木湖を周遊し、紅葉の夕景色の中、家路に着きました。およそ100kmの周遊の旅でした。ハイキングもあって、今日はちょっと疲れたかな。
宮部みゆき「希望荘」を読んで
宮部みゆきの杉村三郎シリーズ、最新作を読んだ。4編からなる短編集で探偵の杉村三郎が登場するが、ハラハラするような派手さはないものの予想外な展開が面白く一冊の中にバラエティのある探偵ものが楽しめた。主人公の探偵は人間味あふれるやさ男だ。私の親しんだシャーロックホームズやポアロなどのカリスマ性のあるタイプとは違って、そこらに実在する探偵事務所からひょっこり出てきたような人物で、それがかえって親近感を覚える。でも、ストーリはミステリー界の大御所、宮部みゆきならではで、読み手をとらえて飽きさせない。またしても一気読みしてしまった。
常念岳、初冠雪
とりっく・おあ・とりーと!
週末は1泊2日で...
今週末は生まれ故郷で同窓会があって、隣県の群馬県に行ってきました。中学を卒業しておよそ半世紀ぶりの出席です。車でいつものように一般道をひた走りしてきました。行きの初日は佐久から十国峠を越え、上野村からリゾート施設のある下久保ダムまでのドライブです。峠越えは紅葉の真っ盛りで、最初の写真は峠の手前で撮ったものです。ほとんどが片側交互通行で、対向車も多く時に100m近くバックしたこともありました。かなり神経の要る道でしたが、紅葉が気分を和らげてくれました。同窓会は20名弱集まりましたが、正直のところほとんどの人の顔を忘れていました。でも何となく、目尻あたりに昔の面影があって恐る恐る会話をスタートすることができました。50年の歳月、恐るべしです。次の写真は本日、同窓会の後に皆で出かけた山の上の公園の一コマです。冬桜の名所で丁度、見頃を迎えていました。晴天のまさに小春日和で、折しも今日は桜祭りの本番でした。何と、この公園のある町(埼玉県神川町)の町長は一夜を共にした同級生で、祭り皮きりの町長挨拶も気合が入っていました。
同窓会に加え、紅葉から桜の見物までできて、充実した380kmの旅でした。
春江一也「ベルリンの秋」を読んで
掲題の作者が書いた「中欧三部作」なるシリーズものの2作目であるこの本を読んだ。図書館の予約が立て込んでいた事情があって、2作目ながら最後にこれを読んだ。1作目の「プラハの春」が作者自身が外交官としてチェコの民主化運動に立ち会い、つぶさに経験した想いをあふれんばかりに描いていて共感を覚えた。第2作はその後編として、東ドイツの「ベルリンの壁崩壊」をテーマにした作だが、前作のヒットを意識しすぎたか、より背伸びしようとして邪念が入ったようで、ちょっと期待外れだった。史実の部分とラブロマンスの部分が乖離していて、歴史小説と官能小説が入り乱れたような出来に見えた。東欧の民主化とソ連の崩壊をも巻き込んだ壮大なテーマを描いたので、どうしても無理が生じたのであろう。まあ、当時の世情をよく知るには納得できる内容ではあった。奇異に感じたのは、ブレジネフやアンドロポフの国家元首がまるで殺人鬼のように暗殺命令するくだりはここまで書いていいのか、ふと作家のペンの横暴さに戸惑いを感じた。
オーマイ、白菜!
産直の松茸
秋の味覚と言えば、皆さんは何を連想しますか。庶民派と言うか清貧を信条とする私にとっては「秋刀魚」でしょうか。これは海の幸ですが、信州の山ではこの時期は松茸が旬のようです。多くの産直でこの松茸を見かけますが、希少価値もあってか品数は少ないのが普通です。その中で、ふんだんに取りそろった産直を見つけました。青木村の道の駅です。写真はその棚を撮ったもので、所狭しと松茸が並んでいました。値段もよそに比べて2割ほど安く感じました。と言っても未だ購入したことがないので、定かではありません。この際、買おうかとうちのオバはんに勧めたところ、「料理できないのでダメ」と言われました。本当は敷居が高く買えないだけなのですが...