newプリンター

我が家の新しいプリンターですが、少しづつ使い始めました。前のプリンターと違う点は、まずプリンターケーブルを使わないWiFi接続にしました。これでプリンタの設置場所はパソコンの脇に限定されず、どこでも可となりました。家の2台のMacデスクトップマシンと接続し、各々個別にプリント出力できるようになりました。従来は親機とプリンターをUSB接続しネットワーク共有化して使っていたので、子機のパソコンからLAN経由で印刷出力するにも、親機の電源をONにしておく必要がありました。次に今回のプリンターは電源の自動ON-OFFの設定が可能で、プリンターの電源スイッチに触れることなく電源のOn-Off制御ができます。パソコンからプリント指令すると自動的に電源が入り、未使用状態となった時はスリープや電源Offになるまでの時間を任意設定できます。これって結構便利な機能で、プリンターのちょっとした進化を感じています。また、今回のプリンターはA3サイズまで対応できるものにしましたが、まだ出力実行していません。その他、使い勝手で気づいた点がありましたら、別途ブログ投稿したいと思っています。

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台風18号、接近

20161005現在、午後10時半、台風18号の余波で風が強まってきました。台風は能登半島の沖合を通過中で、安曇野市では暴風警報などが発令中です。右の安曇野市・穂高の気象データからは最大瞬間風速が17.4m/sとありました。そこそこに風が強く、これから深夜にかけてが山場です。自家菜園の脇で今年初めて咲き誇ったコスモスの花はこの風で終わりでしょう。畑や庭に実害のでないことを祈っています。

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網戸の撤収

20161004春先から窓に取付けていた網戸ですが、虫の季節も終わるので今日は撤収することにしました。写真は水洗い後の日干しに並べた網戸の一部ですが、結構あるもので全部で22枚ありました。いちいち取り外すのは面倒なので、年中付けっぱなしでもよさそうで、現に引っ越す前の家ではそうしていました。でも、ここ安曇野は寒冷地なので冬場は窓ガラスが結露してガラスの手前に網戸があると水滴を拭き取るのに邪魔します。なので毎年、夏は網戸、冬は網戸なしにしています。今日は天気が良好で日が射し風もなかったので、年に1度のイベント、網戸の清掃に追われた1日でした。

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プリンター、更新しました

20161003何とかもたせていた我が家のプリンターですが、どうにも限界に至ったようで更新することにしました。写真は新旧を並べて撮ったもので、右のCanonから左のEpsonに切り替えたところです。幅と奥行きは同等で高さが少しコンパクトになりました。今までのプリンターですが、まずスキャナーがMac OSのプリンタードライバーが数年前のVersion Upから未対応になって使えなくなりました。そして印刷前のウォーミングアップは当初から時間がかかっていましたが、最近では通電後5分以上待たないと印刷できず、その間の印字ヘッドのクリーニングなどでインク量もかさみ、補充頻度が高まりました。おまけに印刷ムラや色落ちなどが頻発して実用に耐えられなくなりました。まあ、8年ほど使ってきたので更新も止むを得ないところでしょうか。
新しい機種はEP-978A3と言うもので、A3サイズが1枚づつの手差しで印刷できます。機種選びに迷いましたが、A3が対応できることと新製品の発売で型落ちした旧製品が安くなるのに狙いを定めて検討しました。最近、EP-979A3の新製品が発売され、1年前に売り出された旧番がヤマダ電機で安売りに転じていたので、これを購入しました。価格はポイント還元を前取りすると20,000円弱です。早速、セッティングして使い始めましたので、使用勝手は様子見後の後日にご報告します。

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秋の一風景から

20161002今年の秋は好天が続かずに天気が安定しません。今日は何とか雨が降らずに持ち堪え、時おり日差しもありました。そんな中、家の前では田んぼのハゼ掛けで天日干しした稲から、もみを取り出す脱穀作業が行われました。機械化が進んでコンバインで一気に刈り取る作業が多い中、ここでは昔ながらの作業です。今年は天候不順であったせいか、ハゼ掛けは3週間(通常は1〜2週間ほど?)ほど長期に渡りましたが、脱穀はあっという間に終わりました。写真は作業真っ只中に撮らせていただいた1枚です。遠くには有明山の山頂が雲の上に突き出て、秋らしい絵になる風景でした。こうして、秋も深まるのですね。

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9月も終わりですね

今日は9月の最終日、久しぶりに青空が戻ってきました。でも、明日からまた雨模様で今年の秋雨前線はシツコイですね。9月の天気はまともな日がろくになかったような気がして、安曇野・穂高の気象データをグラフ化してみました。気温は最低気温が例年よりも高く、最高気温も幾分例年以上だったようです。日照時間はグラフには表示していませんが、今月の総日照時間が105.2時間で過去24年間の平均値128.3時間の82%程でした。その分、雨が多く今月の総雨量は277.5mmと例年よりも84%増しでした。台風が何度か到来してまとまった雨量となったようです。期待していた山登りも控えめで、ちょっと消化不良気味の月でした。来月は読書の秋からアウトドアの月になればと期待しています。さて、どうなりますやら...

20160930

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村田沙耶香「コンビニ人間」を読んで

掲題の本は今年上半期の芥川賞受賞作だが、図書館の単行本は貸出し予約数が尋常ではないので断念し、同じ小説を全文掲載した雑誌を借りて、該当の小説を読んだ。さらりとした文章で読み易く、日常のとりわけコンビニの世界はこうなのだ、とその実態が余すことなく描写されていて面白かった。反面、コンビニ店員をさげすんだ見下ろし目線で描いていて、当初は反感を覚えた。「職業に貴賎はなし」とよく言われるが、小説の中ではさかんに「コンビニで働く人間」=「社会の底辺に巣喰う落伍者」のように扱われていて、途中放棄しようかと思った。しかし読了すると、実はこの作品の趣旨は、世間の人々が特定の人を普通ではなく「社会不適合者」とレッテルを貼ることに対するある種の異議申し立てをしているのではないか、と感じた。最後にコンビニ・アルバイターの主人公が自分のこれまでの生き方を強く肯定する描写に至り、軽いタッチの小説ながら結構重い内容であることに気づいた。

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旅の余韻

20160928山形・新潟の旅から戻って2日経ちますが、なかなか余韻から抜け出せずにいます。山形県は予想していたイメージよりも広々としていて、これに呼応してかしないか人口も少ないことを改めて知りました。市の人口では一位が山形市の25.2万人で、次いで鶴岡市12.8万人、酒田市10.5万人、米沢市8.5万人の順です。土地の広さから言えば、全国一位の県は岩手県、次いで福島県ですが、市の広さは山形県鶴岡市が東北一なのだそうです。広々とした土地に少ない人口でさぞかし過疎を連想するところですが、見た感じ寂しいイメージはありませんでした。むしろ人口の多い新潟県の方が、車を走らせていて過疎化を感じました。まあ、天気が山形県は晴れていて新潟県が雨模様だったので、自ずと光の露出差の影響もあったのでしょうが、よく行く新潟県と初めての山形県では寂寞や華やぎの情感がそんなイメージでした。写真は山形と新潟との県境で笹川流れと言う景勝地での夕暮れです。日本海に沈む夕日は圧倒的な美しさでした。ふと、藤沢周平が帰郷するのによくこのエリアを鉄道で通過して、夕日に想いを馳せた手記があったことを思い出しました。海の陽射し、みなさんは朝日と夕日のどちらが好みですか。私は両方で太平洋側の朝日と日本海側の夕日かな、なんチャって...

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山形、新潟への旅

2泊3日で山形県と新潟県を巡り、昨日帰ってきました。総走行距離は1,150Kmです。初日は長野道→北陸道→磐越道の高速から一般道に入り喜多方市を通って、米沢入りし北上して山寺に寄って山形市で1泊しました。翌日は尾花沢、新庄を経由して鳥海山山麓の秋田県が数キロ先まで行き酒田、鶴岡を見た後、日本海の海岸べりを走り、新潟市で投宿しました。最終日も一般道の海岸線をひた走り、糸魚川から白馬を通って戻りました。天気は初日は晴れ時々曇り、2日目は大方晴れ、最終日は少し雨交じりながら、まずまず良好でした。印象深かったのは山形県は結構、平野部が広く山もさほど高くないので、広大な大地に田んぼがどこまでも拡がって雄大な感じがしました。内陸部も然り、日本海側の庄内平野も黄金色の稲穂が延々と続いていました。春のサクランボに始まり、桃やラフランスなども有名ですが、広大な果樹園を目の当たりにしてフルーツ王国の山形県を実感しました。新潟市は前回行ったのが20数年前で、今や人口約80万の近代都市に生まれ変わり、まるで大都会でした。田舎暮らしにどっぷりハマった毎日でしたが、たまには旅行もいいものですね。

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藤沢周平 他「藤沢周平 心の風景」を読んで

藤沢周平の生まれ故郷は山形県鶴岡市ですが、以前から一度は訪れてみたいと思っていました。長年の懸案でしたが、この際ドライブがてら立ち寄ることにして、明日から2泊3日の旅に出ることにしました。然らば、藤沢周平と故郷を結びつける本を事前に目を通しておこうと掲題の本を読んでみました。所感を下記します。

題記の本は藤沢周平の小説の背景となった出生地、山形県鶴岡市の風景をもとに作家本人の作品との結びつきを解説したり、藤沢周平を信奉する作家の佐藤賢一と山本一力のエッセイを交えた構成となっている。作品の舞台は架空の海坂(うなさか)藩となっているが、描かれた情景は出生地の鶴岡であるには違いないことをこの本を通して再認識した。当初、拠点となる鶴岡城は海べりではなく内陸に入ったところなので海坂がしっくりこなかったが、実際には城は海に近くて海岸まで坂をなした地形であることを知り納得した。全120頁のほとんどが写真で埋めつくされ、その原風景が小説と重なって古き江戸時代にタイムスリップした感がした。鶴岡が中心の庄内平野は冬の厳しさを容易に想像できるが、夏は夏で40℃近くにもなる過酷の地であることを知り、小説の中で醸し出される自然の厳しさとストーリがよくマッチしている様を改めて感じた。

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