文化庁調査「ら抜き言葉」

今日の新聞で標題の記事を読みました。文化庁の年次調査で、「ら抜き言葉」と呼ばれる「見れた」「出れる」を使う人の割合が「見られた」「出られる」を今回初めて上回ったとのことです。ひと頃、「ら抜き言葉」が若者に多く使われ、本来の日本語活用上、よろしくないと言われた記憶があります。確かに<〜れる>の「ら抜き」は可能専用の言い回しで、可能・尊敬・受け身に使われる<〜られる>に比べてシンプルな反面、日本語の奥ゆかしさが失われてぞんざいな感じにも見れます。と、かく言う私も「ら抜き言葉」の使用が著しく、うちのオバはんにもよく言われます。ちなみに、このブログの全件を用語検索して、「見れ」と「見ら」の使用頻度を比較してみました。結果は「見れ」の方が87%と圧倒的に多く、今日の新聞記事が他人事ではないことを実感しました。さて、みなさんは如何でしょうか。

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青山文平「つまをめとらば」を読んで

2015年下期の直木賞受賞作である掲題の本を読んだ。いかにも時代劇に登場しそうな女性の表紙絵に惹かれ、最初のお題目の話を読み終えて、この先ストーリがどう展開するのかと思ったら、1話づつ完結する短編集だった。全6話で最後のお題目が「つまをめとらば」となっていて、直木賞はこの1話の短編で射止めたのかと思って調べたら、そうではなく6話の短編集の合わせ技だと知った。1話づつ簡易な文ながら、いずれの物語もそれぞれの情緒にあふれていた。6話とも時代設定は江戸時代、男女の生きざまの葛藤が描かれていてどちらかというと肯定的な明るい結末に仕上げられている。この種の小説を読むと、どうしても藤沢周平と比較してしまう。藤沢周平は女性の立場に寄り添う情感が色濃くにじみ出ているが、この本は男目線で、また武士から平民を見下す視線が目立った。また、どの短編もパターンが似通っていて男二人に、女一人が登場して物語を成すさまが少々気になった。

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台風16号、接近?

20160920今年は台風ラッシュの年のようで、頻繁に日本を襲っています。その都度、甚大な被害を被ってきたので、山国の信州にもいづれはやってくるのではないか危惧していました。今回の台風16号は正にその気配がして、ここ安曇野市にも今夕には雨もかなり強まり土砂災害警戒情報も出ました。台風の進路に見入ると、紀伊半島から愛知県を過ぎて山間に向かってきました。これはいよいよだと身構えていたところ、突然、南下して午後9時には海中に没してしまいました。これは予想外、いやよく言われる全く想定外な事象です。目一杯、意気込んだ台風も日本アルプスを目の前にし、さぞ気後れしたのでしょう。やれやれ、とんだ台風でした。

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荒天が続きますね

このところ、安曇野は雨続きで外に出るのも億劫になっています。ブログ取材の写真も撮れずに悶々っといったところでしょうか。しかも台風が近づいてきてどうやら今週のウィークデイは更に荒れそうです。とんだ毎日ですが、暑さだけは収まって今や短パン、Tシャツでは肌寒く感じています。しばらく首都圏に行っていたうちのオバはんが、帰るなり「あっちは蒸し暑かった」とこぼしていました。西も荒れているし、どうにもならない日々ですね。早く、爽やかな秋晴れになって欲しいものです...

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街の本屋さん

20160918本と言えば、大方は図書館で済ませていますが、たまには本屋さんにも出かけたりしてます。今日は市内で一番大きい本屋に行ってきました。「Heiando」と言って、安曇野インターの脇にあります。実は、「こち亀」の最終号で40周年を記念して200特装版と言うのが昨日発売されて、これを見に行ったのですが、あいにく店頭にはありませんでした。店員に聞くのも気恥ずかしく早々に引き上げてきました。ネットでも買えそうですが、最終号だけ入手するのもおかしいか...

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椎名誠「あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入」を読んで

何やらあやしい本を読んだ。シリーズものらしく「あやしい探検隊」と名の付く本はすでに10冊を超えているようだ。豊富なラインナップだが、椎名誠の本を読むのはたぶん初めてだと思う。旅行記風だが、旅先は1箇所で探検どころか破天荒仲間の合宿風景を描いた顛末記で、面白おかしいエピソードのオンパレードだ。読んでいて楽しいが、読後の充足感や印象に残る内容があまりなく、何を書いた本なのか目的や主張の見えない本だった。

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9月のポインセチア

201609169月も後半に入り、日もだいぶ短くなってきました。9月からは慣例のポインセチアの短日処理を始めました。日中は外で陽に当てますが、夕刻から朝方まで毎日、物置に入れて目隠しをしています。写真は納戸にしまったところを撮ったものですが、3鉢が所狭しと並んでいます。毎年、大きくなってきてもう限界の状態です。大きい鉢は10数kgほどあって鉢の移動も一苦労、この先11月初めまでは我慢のしどころです。

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今日は十五夜

20160915ふとカレンダーを見ると、今日は十五夜でした。旧暦の八月十五日が十五夜ですが、新暦カレンダーで15日が十五夜になるのは滅多になく、今年の十五夜は正に中秋にふさわしいど真ん中にあって、何か特別な気分がします。「中秋の名月」とも言われていて、さぞ月も綺麗だろうと我が家の屋根の上の月を撮ったのが右の写真です。あいにくの曇り空で、名月のクリアさはないものの満月らしさは雲のスクリーンを通して見れました。もう少し名月らしい写真はないかネット上で探してみたら、リンク先のものに出くわしました。これぞ中秋の名月といったところでしょうか...

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松本市里山辺のぶどう

20160914今日はうちのオバはんと松本市郊外の山麓にある里山辺(さとやまべ)と言う産直に行ってきました。お目当はご当地、里山辺のぶどうです。以前には安曇野市の北にある生坂(いくさか)村に行きつけのぶどう園があってシーズンになるとよく出かけましたが、ダイレクトメールが来て今年からはぶどう園を止めてワイン作りにシフトするとのことでした。今日、出かけた里山辺もぶどうの産地として松本エリアでは有名どこです。写真はぶどう園に乗り込んでぶどう狩りしたのではなく、産直の駐車場脇にあるぶどう棚を撮ったものです。たわわに生ったぶどうは手を伸ばせば無造作に採れそうですが、これはワイン用だそうで、来客の鑑賞用にはもってこいでした。秋は足早に移ろいますが、桃、梨、葡萄、林檎とフルにフルーツの味を楽しませてくれます。

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今どきのCreative designは?

今日はちょっと変わった題目で恐縮です。最近、Adobe社からのメールで先日行われたあるイベントの報告がありました。右の画像はそのメールに貼られていたリンクの1つです。一通り眺めてみましたが、昨今のクリエイティブ・デザイナーの世界を垣間見る思いがしました。技術は確実に進歩してきているのでしょうが、従来よりも複雑で大変な世界になっているのですね。よろしかったら、クリックしてご覧ください。

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