こちらの安曇野に越して多分、初の風邪ひきでダウンしていましたが、ようやく治り天気が良いこともあって、うちのオバはんを誘って近くの山に登ることにしました。紅葉もまだ見れそうなので、自宅から車で15分ほど東方の長峰山にしました。登り約1時間、下り30分ほどの山で標高差は約400mです。道中は紅葉のピークを過ぎましたが、まだまだ見どころの場所もあって、写真撮影のハイクとなりました。最初の写真はドウダンツツジの赤とその奥の黄色の紅葉を捉えたものです。写真の色あいは実際よりもイマイチですが、過ぎ去る紅葉の最後を楽しめました。
次は山頂の展望台から眺めた北アルプスの風景です。快晴で眺望もよろしく、横方向4枚の写真をパノラマ合成してみました。クリックすると、4000 x 1600ピクセルの写真にリンクしますので、拡大してご覧ください。なかなかの迫力です。

今日の午前中は久しぶりの運動で、少し気分が良くなりました。

題記の本は図書館の「貸出しベスト」ランクの筆頭になっていて、ここ松本地方の百姓一揆を題材としたものだ。現代人が江戸時代の初期にタイムスリップして実際に起きた百姓一揆に関与するストーリとなっている。筆者は松本に住む会社員で過去にSF小説のコンテストで受賞した実績があるようだ。初めて読む作家だが、作風がヤングアダルト小説ぽく、チャラ男のコミック版を連想するような感じだった。読み終えて、ネットで調べたら作者が女性であることに驚いた。タイムスリップした先での物語が在らぬ方向に突き進んだ後に突然キャンセルされ、次なるタイムスリップで別の経過を辿り、またぞろそれをやり直すなど、漫画ちっくなケーススタディが展開するストーリーで、馴染めず読後の疲れだけが残った感がした。斬新な試みながら、結局は主張が見えずに面白みのない小説だった。地元作家の反響を呼んだ作だが、次作を期待したい。



10日ほど前に読んだ杉村三郎シリーズの最新作では、主人公はいきなり離婚後の探偵になっていた。初作を読んだ後、第4作目の最新作にスキップしたので経緯がつかめず面食らったので、このシリーズを網羅読みすることにした。今回読んだのは第2作目で、杉村三郎は初作と同じ大企業の1サラリーマンとして探偵もどきを演ずる設定でデビュー作の延長線上の作風だった。その中で、前作でのこぼれ話やエピローグで探偵として独立をほのめかすなど、このシリーズの繋ぎを果たすに十分な出来だ。500頁弱の長編を読み進む中で、ここぞと言った大事件に終始するわけではなく、断片的とも言える出来事が日常的に扱われていて、少し退屈さが漂いつつもストーリーが面白く展開する様に斬新さを感じた。推理作家の緻密な頭脳を垣間見た感がした。さて、残るは第3作目だ。

