題名の音楽祭に行きました。地元の中学校で毎年行われているもので、私は今回で3回目です。中学生のいる家庭の保護者でもないのに、題名に惹かれて毎年でかけています。写真はゆかりのある詩人、尾崎喜八が半世紀前に訪れた中学校の当時の姿だそうです。第1部の生徒発表はこの日のために練習した全生徒の合唱がいつもながら青々しく、全体合唱では父兄までもが声をそろえて歌い上げるのがとても新鮮で、また来てしまったという感じです。第2部の招待演奏は今年は女性4人のサクソフォーン・カルテットでした。4種類のサックス合奏はなかなかのハーモニーで楽しいひと時でした。本日出演グループのYouTube投稿をみつけましたので、リンクしてみてください。
「田舎のモーツァルト」音楽祭
紅葉の雨飾山
大峰高原、大カエデ
薪、入荷
10月のこの時期になると注文していた薪が到着しますが、今日はその入荷日でした。写真は本日届いた2つのラックですが、合わせて約1.2トン値段にして44k¥になります。右奥にあるのは昨シーズンの残りで、例年1シーズン当りの消費量は4ラック分で、トータル2.4トンを燃やしていました。この燃焼で排出するCO2量を算出すると約4.4トンとなり、この排出量を電気でまかなうと料金はおよそ24万円分の計算となります。我が家の薪代は1シーズン88k¥なので、電気によるエネルギー代のおよそ1/3のようです。まあ、これも我が家の煙突から出るCO2と発電所から出るものとの比較で、あまり参考になりませんが...。ついでに、この地域では薪ストーブの人口は少ない方ですが、その中で私のように安直に薪を買ったり、あちこちからタダでかき集める人まで人さまざまのようです。
ハロウィーン
東山彰良「流」を読んで
この本は今年度上期の直木賞作で、図書予約でおよそ1ヶ月ほど待ち、初めてこの作家の作品を読んだ。作家名からは日本人作家のようだが、台湾生まれで、経歴からも台湾人と言っても過言ではなさそうだ。本作も舞台が台湾や中国で、まるで中国の小説を日本語訳したような雰囲気だ。エキゾチックと言うか大陸的で、およそ日本文化からかけ離れた中身だ。こんな小説が日本で生まれたことに驚く。背景に抗日戦争や国共内戦の場面も描かれ、台湾人側からみたその歴史観を知らされた思いだ。戦中・戦後から日本のバブル期に至るまでをハードボイルド風に描がいたミステリー小説で、読み飽きない本ながら作風が数年前のノーベル賞作家、莫言のようで大陸的な内容に馴染めなかった。
最後の芝刈り
このところの寒さは?
このところ朝晩の冷え込みが厳しく、日中との寒暖差が大きくなりました。今日は最低と最高気温の差が15℃以上です。例年と比べてどうなのか気になって、調べてみました。以下の図は気象庁のローカルエリアの気象データを元にパソコンでグラフ化したものです。10月の安曇野・穂高の観測データですが、折れ線グラフが今月の実績値、直線は過去30年間の各日付の平均値です。10月ここまでは最低気温がいずれも低く、昨日今日は10月下旬並みの温度のようです。30年平均に見るようにこの先、気温はどんどん下降するので、今の寒さはどうってことないか、などと気負っています。