以前に当ブログで、ニッカウィスキーの余市が値上げとなったことをボヤきました。冬場は夏のジンからウィスキーに鞍替えるのが習性で、とりわけこの数年はニッカに偏って飲んでいました。ところが、今年は「余市」のみならず「竹鶴ピュアモルト」もここへ来て、いきなりの値上げです。700ml 2000円弱で買えたものが、ラベルも変わらずに最近では3000円(税込)以上もします。何のアナウンスもない値上げには閉口しています。マッサン・ブームに起因した横暴がまかり通るならば、この際代替品にしようとあれこれ物色してみました。本場、スコッチも良さそうなのですが、店の片隅に掲題のウィスキーがあり長野県限定の文字に惹かれて買ってみました。720mlで税込1350円です。信州マルス蒸留所の製品とのことでネットで調べると、この会社の創設者はあのニッカ竹鶴の元上司だったようです。ラベルの説明書きには「信州の豊かな自然、澄んだ空気を感じさせる爽快な味とモルトの華やかな香りが特徴」とありました。飲んでみて、芳醇な力強さには欠けるもののラベルの台詞にそう違和感はなく、コストパフォーマンスはよろしいようです。しばらくはリピートしてみようかと思っています。何せ信州人ですから、なんちゃって...。
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題記の本は前々回の直木賞受賞作で、しばらくは図書館での予約が殺到していたが、ここに来て人気も翳りが出たか、ようやく予約不要で借りられた。頁当りの活字はスカスカだが、上下巻、約700頁はかなりのボリュームで、ただひたすら日記風に綴られた文を追っていくのに骨が折れた。6章の構成で、最終章にたどり着いて、やっと直木賞たる内容にありつけた感じだ。最後にして、延々と羅列されてきた日常の出来事が繋がって、筆者の力強いメッセージを感じとることができる。人それぞれの生き方で、何を信じてどう生きていけばいいのか、ある家族の終着点が肯定的にクローズし、読後の爽快さがちょっぴり味わえた。
