外気温の変化

昨日の朝に較べて、今朝の外気温は10℃以上も下がりました。と言っても、感触を語っていたのではラチが明かないので、2月以降の温度変化をグラフにしてみました。例の気象庁、安曇野穂高のローカルデータをExcelで集計し、グラフ化しました。最初のグラフは2/1から本日、2/9までの1日24時間の時間毎の変化を示したものです。日によって絶対温度は変わりますが、波形パターンは2/8を除いて周期性があって、最低気温は午前6〜7時あたりに、最高気温は午後の2〜3時頃がピークのようです。五感の感触では、11〜12時頃が一番温暖で、4時以降は急に冷え込むと思っていました。実際には数時間のタイムラグがあるようです。感触では、朝から気温が急上昇すると気分的な安堵感が作用し、午後の温度が下がり始めるとまた気分的にナーバスになって過剰反応するのかも知れません。

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次のグラフは2/1から本日午後8時まで、毎時の温度変化をグラフ化したものです。2/2は今シーズン一番の冷え込みでマイナス13℃程になりましたが、その後は日増しに最低気温が上がってきました。と思いしや、本日2/9は朝の最低気温が前日の同時刻帯から11℃も下がりました。また真冬に逆戻りです。こうして見ると、三寒四温のパターンではないものの、日々の外気温の変化は面白いものですね。

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ピアニスト、グレン・グールド

20150208またしても村上春樹の本「小沢征爾..」に関連付けての投稿です。題記のピアニストについて、春樹と征爾が熱く語る談義が本のあちこちに出没しました。本では触れてませんでしたが、グレン・グールドはかのバッハ「ゴルドベルク変奏曲」をデビュー曲にし、この曲を世に広く知らしめたピアニストです。私にとってはそれが紛れもない一大事象で、忘れがたき存在となりました。20代の独身時代にはよく彼のLPに耳を傾けました。今ではLPを処分してしまい、我がCDコレクションは写真のアルバムしか持っていませんが、このバッハ弾きの名手「グールド」の演奏を時として聴き、懐かしんでいます。60にしての手習い、ピアノ練習を始めたきっかけは彼の知らしめたゴルドベルクの中の「アリア」を弾きたい一心がためです。でも、彼のようなタッチではとてもトテモ弾けません。グールドの演奏は曲のテンポや装飾音符はスコアの指定を無視して彼ならではの解釈で奏でる世界で、他の演奏家の誰もがそれを真にマネすることはできないのではと思っています。春樹、征爾も言う大天才です。春樹の本でグールドに関する面白談義を拾うと、

バーンスタインは彼とのコンチェルトを始める前に聴衆を前に、「曲のテンポはグールドの主張の通りなので、自分の責任ではない」と異例の発言をした。
征爾は大天才かつ大変人のグールドに招かれて彼の家を訪問し、..。

今にして、グールドのエピソードが聞けるなんて、春樹さん、ありがとう!

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スキー日和は白馬コルチナです

20150207今日は長野県下はくまなく晴れ、と言う昨日の天気予報通りのスキー日和になりました。ど・こ・に・い・こ・う・か・な、で白馬コルチナに一人で行きました。白馬山系のスキー場では、家から一番遠い距離にあります。朝7:20に家を出て、8:45に着きました。快晴の日差したっぷりでポカポカ陽気です。狭いスキー場と思っていたのですが、全リフト、全コース、そして隣の白乗スカイビューへのはみ出しクルージングと、くまなく滑ったら丸1日かかりました。雪質はこのところまとまった積雪がなかったせいか、固めでした。写真はなかなかオープンしない幻(?)のジャイアントコースからの山風景です。遠くには左から爺、鹿島槍、五竜、唐松岳等々が見えました。今日、滑ったコースで印象深かったのは、このジャイアントコースが最悪、正面に見える稗田山コースが最高でした。ジャイアントは南斜面なので、緩んだ雪が固まりボコボコ、ガリガリでした。北斜面の稗田山はストックはしっかり立つものの柔らかい雪でした。そろそろ、新雪が欲しい!

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ベルリオーズ「幻想交響曲」

20150206先日投稿した村上春樹の本で、題記の交響曲についての談義がかなりの頁を割いていました。小沢征爾もオーケストラを変えて指揮し、その時々のエピソードや出来栄えなどが書かれていました。私自身もこの「幻想交響曲」には思い入れがあります。写真は手持ちのCDで、シャルル・ミュンシュが4枚、バレンボイムのベルフィルが1枚で、かなり偏った収集です。私の音楽鑑賞は曲によって思い入れが様々で、この曲は学生時代に最初に聴いたミュンシュ、パリ管の衝撃があまりに大きく、今だトラウマのようになって他の演奏家を寄せ付けません。4枚のミュンシュはボストン響が1枚、パリ管の演奏時期が異なるものが2枚、そして究極の1枚が写真の中央に配したSACDで、1967年録音の原盤を音響リメークしたものです。ミュンシュの良さは作曲家、ベルリオーズのフランスを強く感じさせるエネルギッシュでスケールの大きいことです。他の多くの演奏家は大人しく紳士のような音楽で、とてもミュンシュの爆発するような、そして不協和音の暴れ馬のようなパリ管の音は出せません。と、一人気を吐き、オバはんの留守中にボリュームを上げ、じっくりと堪能しました。久しぶりの大興奮です。

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はずれた天気予報

20150205南岸低気圧の影響で、本日の安曇野は終日雪模様のはずでしたが、予報が外れて日中は曇りでした。西方の常念岳は終日、雲に隠れていましたが北方の白馬山系は意外と高曇りで山が見えたり見えなかったりしていました。夜は天気が回復して、満天の空に月と星が輝いています。写真は我が家上空を撮ったもので、月のみで星は写っていませんでした。夜空の写真は難しいですネ。

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村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読んで

20150203本著は作家の村上春樹が小澤征爾に6回に亘りインタビューする形で音楽談義をし、これを編集したものだ。インタビューする側は本来、聞き役だろうが春樹の音楽観は尋常ではなく、征爾本人のあとがきでも、「春樹さんの音楽好きは正気の範囲をはるかに超えていて、僕が知らないこともたくさん知っている」とある。聞き役を超えた春樹の音楽知識の豊富さには圧倒され、驚かされる。内容的には小澤征爾が演奏家、指揮者、オーケストラ、作曲家、ホール、オペラ等々について、豊富な経験をふまえながらいろいろなエピソードを交えて語る生き生きとした言葉に惹きつけられた。小澤征爾の意外だった側面を拾うと、
ボストン時代の車で移動中には、森進一の「港町ブルース」や藤圭子の「夢は夜ひらく」などの演歌をよく聞いていた。

クラシック音楽・小澤征爾ファンのみならず、音楽・文学ファンにも必読の一冊だ。

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寒さもハンパじゃない!

20150202昨日のブログで「今年は寒い?」などと呑気なことを言ったバチが当たったか、今朝は今シーズン一番の寒さでした。安曇野穂高はマイナス13℃に達しました。写真は今朝の玄関先と窓ガラスの結露を撮ったものです。寒暖計ももうこれ以上、下がないエリアに突入真近です。家の窓はペアガラスの二重ですが、一部の窓ではカーテンを開けるとガラスとサッシとの目張り部分が凍結していました。家の中で氷が張るなんて、ご冗談のようでマジなのだ!もう朝からストーブをガンガンに焚いた1日でした。おーい、寒さもホドホドにしてくれっ!

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今年は寒い?

20150201-1今朝の安曇野市穂高の最低気温はマイナス11.1℃でした。今日から2月で、先月実績も出たところから、気温について調べてみました。右の表は今年と昨年の1、2月の気温実績をまとめたものです。穂高の他に、先週出かけた北海道ニセコの近くの倶知安(くっちゃん)市を比較してみました。穂高の今年1月の気温は昨年並みか幾分寒いようです。今日も寒く、この調子だと2月も1月相当かも知れません。先週の北海道ニセコの気温は穂高と同等レベルでした。実績表を見ると、今年1月は穂高よりも寒いもののさほど大差はないようです。でも、昨年1月の倶知安はだいぶ寒かったようで、北海道は今年は暖冬傾向のように見えます。いずれにせよ、2月も引き続き寒い日が続きそうですね。風邪などひかないよう、気を緩めずにガンバリましょう。

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ニセコから無事戻りました

昨日は朝からの移動で、自宅に帰ったのは午後11時を廻りました。飛行機が遅れて、空港での乗り継ぎに4時間近く要しての長旅です。まあ怪我もなく、何とか無事に戻れてホッとしています。3日間のスキー総記録を見ると、1日あたりに乗ったリフトは20基、リフト距離は約30kmでした。ニセコのskiline投稿者で利用日がNo.1の人の記録を見ると、延日数は圧倒的に異なりますが、1日あたりのリフト数(29)とリフト距離(40km)とさほどの差はないようです。まあ、よく滑ったと満足しています。こちらでよく出かける信州のスキー場との違いは、何と言っても雄大さと雪質の差だと思っています。ほとんどのエリアに踏み込むことが許されていて、極上のパウダーを楽しむことができます。今回は5年ぶりでしたが、もう少し頻繁に行けたらなあ、と次回を楽しみにしています。

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ニセコ滑走、最終日

20150129ニセコでのスキーは本日で打ち止めです。長かったようでも、4泊5日のスキーリゾートは明日の帰りで終わります。中3日のスキーは予報では本日が一番天気がよいはずが生憎、今日は終日雪でした。でも、滞在中は風も穏やかで、昨日は晴れ間もあって一同皆、満足しています。と言うことで、写真は昨日、ヒラフエリアから見た羊蹄山です。この山、日本百名山の一つで登りたい山でもあります。もう、夏山は早いかな。無事に滑れ充実したスキーツアーでした。明日は朝からの長旅で、自宅に戻るのは深夜予定だ!

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