今日、昼間にいつもの図書館内にあるホールでピアノとヴァオリオンのコンサートがありました。入場料100円のせいか盛況で、200人を超える人で満席となりました。春らしいプログラムで、「春の海」「さくらさくら」「トロイメライ」などの馴染み曲と難曲を交えた楽しいコンサートでした。ドビッシーの「ピアノのために」という曲で、一音一音を区切ることなく滑らせるように弾くグリッサンド奏法を久しぶりに聞きました。今読んでいる本では、このグリッサンドは爪を立てて弾いたりする技法で時として本番でも血だらけになることが書かれていました。また、ヴァイオリンは左手の指で弦を押さえる指使いが演奏の要に思われがちですが、実は弓を弾く右手が演奏の表現を決定付ける重要な役目だ、と言うことを初めて知りました。そんなことを思い出しながら聴いたら楽しみも倍増しました。ピアノ演奏者の事前解説では、ドビッシーの演目は大変な体力が要るとのことで、物凄いグリッサンドに思わず指先を心配しましたが、幸い出血はなかったようです。目でも楽しめたコンサートでした。
ワンコインのスプリングコンサート
志賀高原はいい雪でした
復興支援ソング「花は咲く」
昨日のブログで紹介したコンサートで最後に歌われた題記の曲に思いが巡りました。震災記念日の昨日から遅ればせながらの投稿です。この曲は震災1年目に復興支援ソングとして誕生しました。NHKのプロジェクトとして、復興支援のために東北地方の著名人を集めてプロモーションビデオが制作されたのです。この歌は死者と生者とが歌い交わしていて、歌い手の一方は亡くなった人があの世から現世を見つめて歌い、そして生き残った人が亡くなった人を偲んで歌いかけているのだそうです。作詞の岩井俊二さんはこう語っています。
「難しい仕事でした。さてどうしたものかと思案する中、被災した石巻の先輩が語ってくれた言葉を思い出しました。『僕らが聞ける話というのは生き残った人間の話で、死んでいった人間たちの体験は聞くことができない』。生き残った人たちですら、亡くなった人たちの苦しみや無念は想像するしかないのだと。亡くなった人たち、生き残った人たち、あの震災を遠くから心配していた人たち、3・11から今に至るまで、それぞれが一体どんな思いをしているのか、数行ではとても描きようもない想いの、せめて僅かな片鱗でも書き留めることができたら、という想いで書きました」
この曲はYouTubeで種々菜々の如くあまたの登録がされていて、前回の「ふるさと」に倣って私の心に残った曲を5つ選んでみました。画像をクリックして見てください、選んだ理由を添えました。先日のブログで、ベートーベン「英雄」の聴き比べを投稿しましたが、この曲もそれぞれの味わいがあります。是非、クリックして聴き比べてみてください。このところ、「音楽」の投稿が多い日々でした。
バチカンより「祈りのレクイエム」日本公演2015
ピアノタッチ
最近、図書館から借りたピアノの本にはまっています。昨日のブログで触れたショパンですが、読んでいる本によると、ショパンはのばした指で弾いていたようで、当時では異例でした。ピアノは指先を曲げて弾くのが伝統的ですが、今やのばした指使いで弾くピアニストが増えていることを知りました。ショパンの早いパッセージなどを弾くには指を伸ばして弾いた方がよいとのことです。昨日の悩みの解消法になるか、これから試してみることにしました。写真は「のばした指」と「曲げた指」との差をYouTubeの例で示したものです。両者の何とも巧みな指使いにタダ、ただ脱帽です。以下画像をクリックして、ご視聴ください。
停滞するピアノ
昨年12月のブログでショパンのピアノ練習に手こずっている旨の投稿をしました。その後もこの曲の練習に明け暮れているのですが、ゴールはまだ遠いこと、もう1年になろうとしています。この課題曲はショパン・ノクターンNo.21遺作で、手持ちのCDを収録して先生にしていますが、全く同じ演奏がYouTubeに公開されていることを最近知りました。状況として、このCD演奏のスピードを150%(1.5倍低速)に落として何とか弾くことまで到達しました。このスピードでは何とも遅いので、ゴール目標は125%スピード(トータル3分43秒)での演奏を目指しています。もう1歩のところなのですが、例の以下のパートが全くお手上げで困っています。
このパートを収録した150%スピードのものは以下で、
125%スピードのものは以下です。
両者の演奏時間は150%が23秒、125%が19秒で、その差はわずか4秒です。パート最後の14連符は何とかなるのですが、途中の11連符が鬼門で、150%では弾けても125%では歯が立たないのです。どうしたことか、この数ヶ月停滞したままです。たいして高速には思えないのですが、小さな手を一杯に開いて3オクターブのジェットコースターを滑り落ちるように弾くにはもう限界なのでしょうか。何とかならないかなあ〜、とぼやくことしきり...。
ベートーベン、交響曲第3番「英雄」
うちのオバはんがここしばらく留守していて、このところ我が家は音楽三昧の日々です。今日は題記のCDを聴き比べました。この曲はあまり手持ちのCDがないのですが、以下独断で寸評しました。
★★★★
チェルビダッケ、ミュンヘンフィル
録音:1987年4月12,13日
大御所の朗々とした響きはブルックナーを彷彿する。素晴らしいハーモニーで落ち着いた雰囲気で聴ける。

★★★
テンシュテット、ロンドン響
録音:1991年9月26,10月3日
オーソドックスで期待を裏切らないかわりにハッとする驚きなし。弦楽の響きが強く軽いノリのあるタッチで重厚さがない。

★★
クレンペラー、フィルハーモニア響
録音:1960年5月29日
音の拡がりがなくモノトーンで寂しく、昔のポータブルプレーヤで聴くような感じ。演奏も暗くて渋く、葬送的なイメージ。

★★★★
カラヤン、ベルリンフィル
録音:1976年5月
歯切れがよく、華麗で美しい音楽。小気味良いテンポと相まって、音に厚みがあって細部をよく聴かせてくれる。

★★★★
小沢征爾、サイトウキネンオーケストラ
録音:1997年4月
軽くなく、重くもない中庸的なバランス。明るくテンポがあり、整ったハーモニーは気持ちがよい。
★★★★★(一番のお気に入り)
ワルター、コロンビア響
録音:1958年1月20,23,25日
ダイナミックレンジが広く、ど迫力な演奏。全体スケールの大きさと高揚感で興奮する英雄。
いやぁ〜大音響の中、何とも疲れた1日でした。しばらく、「英雄」はいいかな...。
J1開幕、松本山雅は?
本日3月7日、J1サッカーが開幕しました。今年初めてJ1昇格した松本山雅(やまが)は名古屋グランパスと対戦して、3−3のドローでした。試合はNHK総合で実況放送され、テレビに釘付けとなりました。残り10分まで、山雅は3−1でリードしていましたが、惜しいドローです。今年はあのガンバ大阪や鹿島アントラーズも松本に来ます。松本も今や全国区で、安曇野はその奥座敷かな...。
桜咲く
今年の外気温
このところすっかり春めいてきた安曇野ですが、気温の推移はどうなのか、気象庁のローカルデータからグラフを作って見ました。下図は安曇野・穂高の今年1月から今日まで、日毎の最高・平均・最低気温をプロットしたものです。2月の中旬あたりから各温度とも徐々に上がってきているのが分かります。各月の最高・平均・最低気温の平均値も算出してみました。3月はまだ4日間のデータですが、1月〜3月で最高気温が 3.1〜7.7℃ (Δ4.6)、平均気温が -1.6〜2.6℃ (Δ4.2)、最低気温が -6.0〜−0.8℃ (Δ5.2)と各々4、5℃ほど上がりました。これから更に上がり、本格的な春を迎えるのでしょう。







