真夏に似合う曲?

このところ暑い日が続いています。昨日は猛暑日、今日の最高気温は33.4℃でした。朝、窓越しに冷気を取り入れた後、窓を締め切り遮光カーテンで覆うと昼間なのに家の中は薄暗い感じです。まあ、音楽でも聴こうかという気にもなるのですが、さてどんな曲がこの雰囲気に似合うのか微妙です。ひところは真夏はヘンデルの「水上の音楽」が似合うと思っていました。でもこの薄暗さでは気分が乗りません。そこで思いめぐらしたところ、とっておきを見つけました。意外にマーラーの交響曲第3番、第1楽章がこの暗鬱な気分を晴らすのに似合っています。お気に入りはベルティーニ指揮、ケルン放送交響楽団です。うちのオバはんはしばらく留守していて誰もおらず、家は完全に密室状態なのです。こんな時は思い切りボリュームを上げて、家が揺らぐほどの大音響で聴くマーラーは最高です。しかも第3番、第1楽章は壮大なマーチで何もかも吹き飛ばす勢いです。そうです、多少の暑さなんか全く忘れてしまう迫力です。第1楽章だけとは言え、至宝の34分、十分堪能できます。まあ、暑さを蹴散らして聴き終わった後の静寂がちょっと怖いですが..。

安曇野の風 について

安曇野に巣くう極楽トンボ
カテゴリー: 音楽 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。