灼熱列島、よくも暑い日が続くものです。下表をご覧ください。本日の各地の最高気温のランキングですが、横綱の熊谷では41.1℃と日本全国の観測史上で初の新記録を樹立しました。これまでは四国の四万十川が41.0℃だったとテレビで報じていました。まあ、何とも暑い1日でした。安曇野・穂高でも35℃以上の猛暑日が今日で連続8日間続いています。今年の夏は暑いと言われてきましたが、ここまで暑いとは尋常ではありません。冬の寒さも近年は前倒しになっているようで、暑い夏も早く過ぎ去って欲しいと祈る毎日です。ところで、下表のランキング表をよく見る毎日ですが、ちょっと異変があります。熊谷や多治見は歴代の横綱として堂々の記録を顕示していますが、同列であった群馬の館林がこのところ表舞台から姿を消しています。先日、群馬に行った折に聞いたところによれば、館林の観測所は定点位置を移動したとのことです。おそらく最高気温は従来よりも1℃は下がったようです。毎日の10傑も1℃前後の攻防の中にひしめいていて、館林の変貌ぶりはナルホド然りの感がします。気象変動、自然だけではなく人為的な変化もあるのですね。