上田市塩田平、信濃デッサン館

先日、7/21に出向いた上田市の「無言館」への訪問時、近くにある「信濃デッサン館」は今春で閉館し、アンコール特別開館には先走って見れずじまいでした。今日はうちのオバはんが泊まりがけで留守していて、満を持して羽を伸ばしてきました。自宅から一般道で約1時間半、念願の信濃デッサン館への訪問です。なかなか良かったです。展示数や会場の広さは別館を含めた「無言館」の半分ほどでしたが、充実していました。無言館が無名画家のコレクションに比べて、こちらは大正期の天才画家の作品、デッサンを中心とした小作品ながら洗練されていました。絵画なる物、古さを感じさせないですね、生き生きとしていました。昨日が大正時代の登山の話し、そして今日は大正の香り高い映像に時空を超えた興奮を覚えました。このデッサン館、39年の歴史に幕を下ろして今年閉館したのですが、不採算の事情はあるもののとても残念な気がします。今日の入門時には中高生の団体はじめ多くの人で賑わっていましたが、こ1時間で誰もいなくなり盛衰の移ろいをこの1時間で味わった心地がしました。休憩用の椅子があれば、半日いても飽きない感じで、8月20日までの特別開館のみが惜しまれる気がしました。

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