司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んでます

昨年はNHK大河ドラマ「西郷どん」にあやかって司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読みました。大変な力作で読むのも大変だったのですが、これに延長して昨年末から「竜馬がゆく」を読んでいます。全集もので3巻、今丁度2巻を読み終えたところです。「翔ぶが如く」に比べてこの「竜馬がゆく」は大変読みやすく、同じ作家とは思えない作風です。坂本龍馬の伝記小説ですが、戦後の大衆文学のはしりのようで、伝記とはとても思えないような陽気なテンポに最初は戸惑いました。龍馬ではなく、竜馬としたのは多分に創作部分があるようで、よく随行して出てくる盗人の藤兵衛やマドンナのお田鶴さまはどうやら架空の人物のようです。今、ハマっていてその長作にしばらくは楽しめそうです。

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