ピアノ閑話(その2)短足ならぬ短指

以前に掲げた掲題ブログの続きです。今回は短足ならぬ短指を副題にしました。短足は一般用語ですが、指が短いことを短指と呼ぶことはあまりないようで、呼ぶとしたら奇形の医学用語として使われる程度のようです。この短指ですが、私にとってピアノを弾くに当たり自分の指が短いことが最大のネックなのです。おそらく大概の女性の指よりも短いと思います。実際に私の親指と小指を最大に開いて、その先端の幅を測ると19cmほどです。これはピアノの鍵盤の1オクターブの先端幅に相当していて、1オクターブ和音を弾くのがやたら難しいのです。勿論、キーの任意の位置で真上から1オクターブ和音を弾くことは脇のキーを同時に叩いてしまって、弾くことができません。やっと、イラスト画のようにキーの一番手前にそっと指を置くことで音が濁らずに出ます。
さて、この4月から新曲の挑戦を始めました。そして、楽譜で和音の多さに戸惑っています。しかも1オクターブ和音がこの先、以下の譜面(第3変奏の途中パート)のように目白推しに迫っています。まだ当分先のチャレンジになろうかと思いますが、果たしてどうなりますやら..。それにしても右手の親指と小指を目一杯開いて弾くことになろうかと思いますが、譜面で赤の部分はラとラの1オクターブを親指と3番の中指で和音する譜面となっています。それができたら何も苦労は要りません、と早くも居直っています。

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