Windowsアラカルト(2) Webブラウザ

インターネットのWebブラウザと言えば、どれを連想されますか。Windows系であれば、まずはInternet ExplorerかMicrosoft Edgeでしょうか。いずれもMicrosoft社のオリジナルで、Mac系ではSafariに相当します。WinとMac系ではOSの違いでアプリの多くはその使い勝手が異なります。でも、ブラウザは両者に共通したChromeやFirefoxなどが存在します。そこで、今回はパソコンやブラウザの違いで、インターネットのコンテンツがどのように見れるのか、比較してみることにしました。表示対象を当ブログとして、Win, Macのそれぞれのマシンでズーム率を100%で表示させた例を以下に示します。

まず、Windowsマシンは先日購入した2-in-1型の11インチノートで、最高解像度のフルHD(1920 x 1080 pixel)で表示させると、当ブログの横幅ギリギリで2つのブラウザが画面一杯に見ることができます。その例が上の左から2つの画像で、4つのブラウザを比較して見ました。MS社ブラウザのIEとEdgeは表示上はほとんど差がありません。他社ブラウザでは同じように表示するのですが、大きく違うのは文字フォントです。一番右の画像はMacの環境で、32インチモニターの4K解像度で見ると、3つのブラウザが横並びに見れます。Mac上では3つのブラウザではほとんど差がなく、Windowsの他社ブラウザともよく似ています。見え方の結論として、MS社ブラウザだけが固有のフォント表示になっていることが分かります。私個人としてはMS社のフォント表示は荒くて見にくく感じます。この表示の差がその昔、WinからMacにスイッチした最たる理由の一つでした。
さて、表示スピードですが、私のWindows環境下ではIEやEdgeは他社ブラウザよりも動作が鈍く、動画や画像の多いコンテンツでは明らかに差が出ます。ChromeやFirefoxではサクサク動くのに、MS社ブラウザではその遅さに時としてイラつくこともあります。その辺りがシェアにも影響しているようで、昔はIEが圧倒的に優位でしたが、今やGoogle社のChromeに軍配があがりIEは首位の座から陥落し、後継のEdgeも苦戦しているようです。2020年2月のシェア分布は以下の如くでした。本日の見え方の結論とも呼応し、世の中ではChromeが好まれているようです。MS社ブラウザのみを長く使われている方、一度、他社ブラウザを試されては如何でしょうか。

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