原田マハは比較的によく読む作家の一人で、前回は1年ほど前に読んだ直木賞ノミネート作だったが、今回は一昨年発刊の短編小説を読んだ。6話からなる短編で、いずれもそれぞれの人生の1シーンを鮮やかに切り取ったような場面を名画と関連づけた内容となっている。ピカソやフェルメール、ゴッホなど名だたる絵画が一般庶民の生活の延長線上に浮き出てきて、本来の名画とはちょっと違った視点で見えてきて面白かった。そして、美術館や画廊などで働く人々の生き様が描かれ、美術関係者の知られざる実態を垣間見たような気がした。気軽に4〜5時間で読めるのも好印象だった。
Monthly photo – 2024.8
アーカイブ
カテゴリー
-
最近の投稿
最近のコメント
- やっと完成、白馬岩岳スライドショー に 安曇野の風 より
- やっと完成、白馬岩岳スライドショー に 小宮山 務 より
- SSD、突然クラッシュ に 小宮山務 より
- 夕焼け に 小宮山務 より
- 麦畑がいつの間に に 安曇野の風 より
- 麦畑がいつの間に に 小宮山 務 より
- 安曇野・黒沢川沿いの桜 に 小宮山 務 より
- 安曇野「早春賦」の桜 に 安曇野の風 より
- 安曇野「早春賦」の桜 に 小宮山 務 より
- 風邪、長引く に 安曇野の風 より
メタ情報