信州の熱帯夜

9月の第1週が過ぎても相変わらず残暑が続いていますが、今日のローカルニュースでは長野市の今年の熱帯夜が昨日の1日を加えて6日間となり、過去記録を更新したとのことです。こちらに引っ越す前には想像だにしなかった信州の熱帯夜がどうなっているか、過去データを調べることにしました。まず、地元の安曇野・穂高は統計を取り始めた1979年1月から約40年間では熱帯夜が1日でした。他の観測地点ではどうか、松本と長野を追加調査してみました。一連の結果が下表です。両市は1900年以前から観測を始めていますが、穂高と調査期間を同じにするべく、1979年以降のデータ範囲に絞りました。表中のPhthon命令文にあるように、集めてきたcsv素データを元に最低気温を25.0℃以上、そして期間を1979/1/1以降の複数条件を設定すると、たちどころに以下の集計ができました。一番左の番号は素データの行No.です。松本ではこの40年強で11日間、長野は38日間でした。意外と長野の熱帯夜日数が多く、特に今年は6日間と突出しています。穂高の熱帯夜は2000年の1日のみでしたが、この先は予断を許さない状況になるのかも知れませんね。まあ、次週からは涼しくなる予想が出ていますが、あまり晴れ間は期待できそうになく、本格的な秋の行楽はまだ先のようです。

 

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