マスク装着時のiPhoneのロック解除

iPhone X以降のスマホではロック解除の方式が顔認識となっています。通常ではスイッチオンして画面を見れば、自動で顔の本人確認をしロック解除されるのですが、マスク装着をしていると、右の画像のように最下部から上にスワイプして5桁の暗証番号のパスコードを入力しなくてはなりませんでした。それが、昨日リリースされたOSにアップデートし、同じくAppleウォッチのOSも最新版にすると、マスク装着していてもロックを自動解除することができるようになりました。このニュースが昨日来、YouTubeなどで話題となっています。私も本日、早速試してみることにしました。

すると、Appleウォッチを腕にはめていれば、マスク装着していてもiPhoneのロックを解除することができました。解除時には、ウォッチにはお知らせの振動があって、画面は左の如くの表示となりました。そして、画面下部の「iPhoneをロック」をタップすると、一旦ロックが解除されたiPhoneを強制的にロックする仕掛けとなっています。なぜこんな仕組みにしたのだろうかといぶかしがってネットで調べたところ、以下のことが分かりました。

  • マスク装着したのが本人ではなくても、本人ウォッチとの距離が2m以内であれば、誰でも本人になりすましてiPhoneをロック解除できる

つまり、ウオッチをしていてたまたまiPhoneが手元になくて近くにいる他人がマスクをしていれば勝手にその人がロック解除できてしまう欠点をウォッチ側で何とか補う対抗策だったのですね。本来ならば、顔認識でマスクで隠れた部分以外だけでも本人認識し、かつ本人が持っているウォッチで補完してロックを解除することが正しいもののように思います。それが技術的に難しく、今回のような仕組みになったのですね。まあ、便利になったには違いなくそうゆうものだと認識して利用することにしました。このロック解除方式はPayPayではアプリを起動したときにも有効に働きますが、au Payやその他の登録したクレジットカードの電子決済をする場合にはロックは解除されないため、上の右画面のようにパスコード入力が必要であることを確認しました。

追記(4/29)PayPayは自宅でアプリ操作した限りはロックが掛からなかったのですが、実際に支払う時にはロックがかかり、暗証番号の入力を促されました。

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