コロナ交付金で..

とある町の「コロナ交付金で巨大イカ建立」のニュースが世界を駆け巡り、イカがなものかと物議を醸し出している昨今です。ここ安曇野では昨日、右の赤紙が市から郵送されてきました。これもコロナ関連で、自粛により在宅時間が長くなり廃棄物の量が増えたため減量の喚起をするとともに、各家庭の負担軽減にごみ袋の無料提供をするお知らせでした。巨大イカに比べれば何とも健全な交付金の用途ですが、なぜゴミ袋なのかとふと思いました。コロナ対策としてはちょっと言い訳がましく、むしろマスク或いは手洗い消毒液の配布などの方が直接的な効果が期待できます。皆さんはどう思われますか。ごみ袋(市中平均価格¥435)の対策費ですが、ざっと試算して見ると安曇野市の人口97,297人なので、4,232万円となります。結構な金額となるのですね。でも思い起こせば、このゴミ袋は1セットのうち300円は市への納付金なので2,919万円はペイバックされ、実質は1,313万円ほどとなります。実際はこれに国の交付金の流れが加わってとても複雑なキャッシュフローとなるのか、或いは交付金は既に一律支給された枠内で一用途にすぎない話なのか実態が掴めません。よくよく考え尽された対策のように思えて内情を知りたいところです。実施にあたって市議会で議論されたのか市の「議会だより」をざっと見したのですが、本案件は見当たりませんでした。まあ、こんなことに時間潰しした平和な1日でした。

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