今日の安曇野・穂高の最低気温は7.3℃、8時過ぎても10℃未満。県内の開田高原では最低気温が1℃と、本日の全国ランキング1位。第2位は菅平高原で、信州は夏から急に冬になった感じ。今日のブログは以下、昨日の行動。
午前5時半前に自宅を出て、扇沢の駐車場に6時過ぎに到着。登山口脇にある駐車場は満車で、そこから200mほど先に駐車。
6時半うちのオバはんと登山開始。標高は1,350m。
登山届は昨夜ネットで県に届出済み。楽になったあ〜
のっけから急坂。ひたすら登るが、テンションが上がらず。後続にはどんどん追い抜かれる。登ること、70分あまり。
ようやく最初の看板通過。写真中央には小さく、駐車したエリアが見える。
この道の名は「柏原新道」
この先の山荘オーナーの名を取り、親子3代に亘って登山道を整備。延々と続く、とてもよく整備された道に感謝。
断続的に霧が流れ、視界が開けてきた。見上げれば青空、明るくなって紅葉も気になってきた。
右下の看板は「駅見岬」
眼下に黒部アルペンルートの玄関口「扇沢駅」を見る絶景スポットだが、あいにく霧で見えない。まあ、遠方の山が見えてきたのが幸い。
登り詰めること約2時間。
ようやく稜線の右隅に目指す山荘がほんの小さく見えた。ここからも長丁場。
山荘も少し近づいた。標高も2,000m台に突入し、紅葉も次第にカラフルになってきた。
ここからしばらくフラットな道。看板、「水平道」の標高は2,152m。道なりに紅葉が楽しめそうだ。うちのオバはんの後を追い、動画を撮ってみた。
動画を含めて中腹の紅葉具合はこんな感じ。まだ青葉も残っていて、紅葉のピークは10日ほど先か。
そして、一番の難所。何気ない写真だけど、実は怖い。反対側へ巻道のように続き唯一のクサリ場だ。
まだまだ急坂が続く。ゆっくり休憩し、呼吸を整えないと心臓がバクバク。
やったあ! 10:25、種池山荘に到着。
約4時間で、雲上人に。
目指す爺ヶ岳山頂が見えて、また元気が出てきた。稜線歩きはゴキゲン! 紅葉もイケてる。
稜線左の奥、雲の間に間に10年前に行った「冷し池山荘」が見える。稜線右には槍も見えた。
頂上を目指す坂は長くツライ。それでも山頂が近づくワクワク感で元気ハツラツ!
頂上までほんのわずかだ。
そして頂上到着。11:28、登山開始して約5時間。標高2,670mの南峰だ。雲上、南の先には槍ヶ岳。北方の白馬山系、西方の立山連峰は雲の中。
おにぎりとカップ麺で昼食を済ませる。体感温度10℃未満ながら気分爽快。
12:00 に下山開始。
霧が絶え間なく流れている。
かいま見えた、立山方面の山容。鹿島槍ヶ岳から戻ってきた人からは剣岳が見えたり見えなかったりしたそうな。
頂上一帯の稜線は今が紅葉のピークか。
久しぶりの爺ヶ岳、満喫の山旅でした。
と言いたいところが、下山でトラブル。登山口にたどり着いたのが、16:40。下山に4時間40分。17:30に帰宅し、疲れ果てて昨日は午後8時には就寝。
明日のブログで反省の弁とします。
クマよけの鈴の音がリアルだな。紅葉がきれいだ。こちらも今年は箱根にでも紅葉を見に行こうかなあー
よくお気付きで。耳を澄ますと鈴以外に、水平道なのに息も荒れてますね。心拍は登りの後半で最高値を示し、常時、130-160ありました。