朝起きたら、ぐっすり寝たせいか足腰の筋肉痛はなく快調な始まりだった。のはずが、この暖かさに加えて強風が吹き荒れて鼻が急にむず痒くなり、午前中はくしゃみと鼻水が止まらなくなった。薬ストックの引き出しを探しまくり、何やらセレスタミンと言う薬が花粉症に効きそうな感じで、昼食後に服用してみた。すると、みるみる内に症状が治まり、夜には花粉症が出たことさえ忘れてしまった。
なんと言う自堕落というか健忘症、今日飲んだ薬が入っていた袋は令和3年とあった。昨シーズンまで、薬はどうしていたか悲しいかな思い出せない。数年前までは例年、花粉症に悩んだが、ここ近年は症状が和らぎひょっとして老年になって生体の感度が鈍って来たせいか、などと勝手に思い込んできた。何年か前、難聴の症状が出た時に耳鼻科を変えて、花粉症で通った耳鼻科は遠い存在となった。難聴の先生にはまとめて花粉症の薬を数年前に出してもらった以降、この1、2年は耳鼻科に行ってないと思う。何とも、記憶の衰えに絶句。そう言えば、薬手帳があった。早速、履歴を見ると平成4年春には花粉症の薬をもらっていたが、昨シーズンはなし。確か、余った薬を溜めおいてしのいだ記憶が蘇ってきた。
やれやれ、花粉症の薬は常時服用せず、このまま治ってほしいと願うばかりだ。