三春の滝桜

福島県三春町にある「三春滝桜」にやって来た。日本三大桜の一つで、山梨県の「山高神代桜」が樹齢約二千年、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」は約千五百年、そして「三春滝桜」はおよそ千年の樹齢だそうだ。三春は今回初めてで、これで三大桜を見納められ、10年越しの願いが叶えられた。

樹齢千年と一口に言っても、その生まれは平安中期でちょうどNHK大河の源氏物語の時代だ。まあよく枯れずに永らえたものだ。ほかの2つの古桜よりも気持ち元気な姿に見えた。品種は「ベニシダレザクラ」、滝のように垂れ下がった咲っぷりを下から見上げると圧巻だ。

この週末がちょうど満開のようで、朝一に出かけたが多くの人で溢れていた。郡山市から車でおよそ30分、この時期は渋滞で2時間はかかるとホテルの人に脅され、少し離れた三春町運動公園に車を停めて無料のシャトルバス(10分乗車)を利用した。お陰ですんなり行動でき、入場券(¥500)はシャトルバスの中に案内のあったQRコードで直前購入した。昨日今日とお天気にも恵まれ、良い花見だった。

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