昨日ブログに続いての題記の件。まず、昨日の写真加工の方法を概略すると、
上のようにphotoshopのツールメニューで3回クリック(まず削除ツールをクリックし、開いた上部メニューから、「不要な物を検出」→「電線とケーブル」の順にクリック)すると、電線が消える。上の写真の結果は昨日の最後の写真の通り。まずまずの出来合いだけど、拡大してよく見ると少し違和感があって、
左上写真の元画像に対して、電線が消えた右写真では背景が少し乱れている。特に電柱の後ろ辺りが変だ。そこで今度はもっと込み入った電線ではどうなるか、昨日、家の外で撮った写真を試してみることに。
この写真は電線や電柱がとても多い。これを上述のように3回クリックすると、自動でAI処理するのに2分程度かかって、
こうになる。一見良さそうだが拡大してみると、あらが見える。
この赤丸部分はとりわけ変だ。これを更に修正を加えて電柱も消してみると、
こんな感じ。山の欠けた部分も修正できてまともそうだが、拡大すると
写真中央の屋根の部分やその谷間の青みがかった部分が右写真の元画像に比べて変だ。やっぱり、修正加工のエラーが見え見えだ。結局、この方法には複雑な電線除去は無理そうだ。そこで、3回クリックの簡易方法ではなく、前日のYouTube動画のようにフルマニュアルで操作したのが以下の写真。
これならば、何とか様になる。その違いは、簡易方法での作業時間は5〜10分程度で済むが、最後の写真のようにフルマニュアルで加工するには慣れて30分以上の手間がかかる。写真に写った電線の混み合い具合で操作方法も変える必要のあることを今回、学んだ。
それにしても、このように加工してよいものか疑問だ。いつも見慣れている風景がガラリ変わった感じだ。電線を埋設したら、このような風景になる参考画像と言ったものだろう。やはり電柱まで消すのは、この風景を初めて見て感じる人を騙しているような錯覚を覚えた。