柳田邦男講演会「音楽と人生」

20131109題記の無料講演会が安曇野市豊科にある交流学習センター「きぼう」で行われ、家族2人で出かけました。主催はこの地区の合唱サークル「楽友会合唱団」で、来年5月公演予定のバッハ「マタイ受難曲」にちなんで招待講演を企画したそうです。講演には合唱団関係者をはじめとする200名程度の人が集まり、柳田氏の約2時間の熱演に聞き入りました。氏はノンフィクション作家で評論家としても著名な方ですが、音楽にも造詣が深いのを今回、初めて知りました。まるで音楽評論家が如くバッハの「マタイ受難曲」を中心に人生観を交えた素晴らしい講演でした。氏は宗教曲に触れて、フォーレの「レクイエム」とモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の二つを推奨されました。特に後者の音楽が会場に流れる中、氏自らが撮影した空の写真をバックに氏が奨める谷川俊太郎の詩を朗読された時は感激して、シビレました。このような講演会を催された楽友会合唱団に感謝します。

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