先週、入院して処置を受けた心臓カテーテル。今回初めての経験だが、中身といえば
こんな感じ。血管に細く柔らかいカテーテルと言う管を心臓の周りにある冠動脈まで挿入して検査したり、狭くなった血管などがあれば、これを治療する方法だ。実際にオペ後、病室に戻って挿入部を写真に撮ってみた。
右手首に局部麻酔をしてこのループ状の細い管の中にカテーテルを差し込む。痛みは最初にシースと言う太いものを血管に入れる時に、医師がかなりの力を込めて挿入するので痛みが走った。心臓に至る血管壁には神経がないので痛みは感じないが、カテーテルの先端が上腕を通過する時は移動していくのを感じた。オペでは右側の手首からカテーテル、左手からは点滴と造影剤が注入された。右手からのカテーテルは動脈血管に注入され、その他に首筋からは静脈の血管にこれ又カテーテルが挿入されて、心臓の筋肉の組織検査のためのサンプリングが行われた。内科医2名と放射線科医1名、それと医療スタッフ3名の体制で1時間半ほどのオペだった。局部麻酔だったので、オペ中は会話はしっかり聞こえて専門用語が飛び交い、また内科医同士の会話で時として意見相違していたのが印象に残った。
私の場合、診断結果は狭心症の1種で4種類ほどの投薬生活が始まった。当面は月1ほどの通院で済ませられることとなり、まずは一安心している。